消去法
ウエスタンスピリッツのオーディオは、消去法で音をまともな方向へ改善して来ました。
若い時は良いと言われると何でも購入して、あちこちに追加させていました、確かに音が変化するからです。
しかし半年程聞いてると次第に違和感を感じて来ます。
いらないものを外していくと、音は軽やかになり何かから解き放たれたような方向になります。
それでも少しでも音を良くしようと、新たなものが追加されます、これを何年も重ねていく内にやっと気がついたのです。
機材の性能はノーマルでスペックが出ているのです、つまり完成しているのです。
後からあまり余計な事はしない方が良いのかも知れません。
しかしまだ鳴っていない発展途上の状態ならば、色々必要なのかも知れません。
人間は失敗して経験を重ねていくものだと思います、4560は私にそれを教えてくれた気がします、難しいけどいいボックスです。
ノイズカットトランスや、機材の下に敷いたインシュレーターを外してから、明らかに情報量が増えて軽やかになり、低域は低い方へ分厚く伸びるようになりました。
消去法も確かにありますね、しかしまだ答はありません。