第三のアナログレコード
最近アナログレコードが見直されて来ている、私は老後を家内と楽しもうと、最近のアナログレコードも含め沢山購入してみた。
そして気付いた、鳴らせないのは自分だと、確かにデジタル時代のレコードである、昔のオリジナルモノラル盤もたくさん購入した、しかし鳴らすのは至難の業である。
デジタル盤だとかアナログ盤だとか、それ以前のお話しだったのである。
やはり帯域バランスが一番大切だった事になる。
数日前に私は、夜中に眠れず、リスニングルームへ上がった、その時に独特な帯域バランスをチャンネルデバイダーで作ってしまった、そして忘れていた、気付かず聞いていた。
そのまま家内と数日気付かずそのまま聞いてきて、モノラル盤のRIAAを設定してしまった。
本日気付いてまともなレベル調整へ戻し、カラヤンのニューイヤーコンサートのアナログレコードを聞いてみた、その差なんとドライバーのレベルが5デシベル低い事が判明、これでは高域も低域も鳴らないのは明白。
直して聞いたカラヤンのニューイヤーコンサートのなんと素晴らしいことか?、馬鹿丸出しである、やはり何故カラヤンのソフトがこんなに売れるのかがハッキリ分かった。
前後左右上下に音は広がり立体的、それはそれは素晴らしいものだった。
同じソフトを何枚も聞いてきた、しかししっかり整備されたアナログの音とは全く別物なのである、オーディオとはやはりアナログだ!私は初めて実感した。
CDも同じものを私は何枚も所有している、CDは何度同じものを聞いても何の感動もない事が分かった、それこそ横一列だった。
アナログのすばらしさ、これを露呈するばかりである。
何ヘルツがどうのこうの語るレベルにない、やはりアナログレコードは別格である。
一度しっかり調整されたアナログを聞いたらそれは明白になる、しかし私はそれを間違えて数日間聞いてきた事になる。
今更ながら反省しかりです、数日間かけて家内と決めたモノラル盤のRIAAも、無駄になってしまったのかもしれないと思っている。
しかしまともな音を聞きたいので、更に検証は続きます。
オーディオは難しい、この言葉に尽きます。
自分で帯域バランスなどと話してきた、今回馬鹿丸出しになってしまった。