ニューイヤーコンサートのレコード
最近ネットで検索すると、HMVでアナログ盤が新たに復刻され、えらい事になっている。
それで2014年~2018年までのウィーンフィルのニューイヤーコンサートのレコード(それぞれ三枚組み)を五枚購入してみたのです。
レーベルはSONYですが何故だか輸入盤と説明にありました、レコードのセンターの穴にラベルが巻き込んでいるのでスピンドルに入りづらい、多分輸入盤なのでしょう、日本盤ではまずこのような事はありませんが、くわしくはよく分かりません。
ニューイヤーコンサート以外にもたくさんの名盤レコードが復刻されています、何枚か購入してみたのですが、音も良いと思います。
まるで幻を見たようです、今はカラヤンがふったクルミ割り人形や、ペールギュントなど名盤が新品で購入出来るのです。
ある意味、もうヤフオクや中古レコード屋さんだけが、レコードを買う場所ではないのかも知れませんね。
先ずは2014年から聞いてみました、録音レベルは多少小さめですが、見晴らしが良く、聞きやすいレコードだと思います。
そして全部聞いてみましたが、素晴らしいものでした。
やはり年始に我々が行ってる佐倉市民音楽ホールのコンサートとは、演奏される曲数がまるで違います。
そして聞いていて楽器の数に圧倒されます、やはり本場ウィーン楽友協会のホールで、実際のウィーンフィルを聞いてみたくなりますね。
それにしても、何故同じ指揮者の同じ年代のソフトを聞いてるのに、アナログとCDはこうも音が違うのだろうか?
スペックは絶対的にCDである、しかしウエスタンスピリッツでは何時もひっくり返ってしまう。
実際聞きに来られた方全員が不思議がる「CDも有り得ないレベルまで鳴っている、しかしこのアナログは本当に素晴らしく、どうやっても説明がつかない」と皆さん仰る。
確かに私はトーンアームの調整キチガイである、あちこち聞きに行くが、みんな調整がずれていて、訳の分からない言い訳をしている。
アナログを穏やかで鮮やかに鳴らす、この意味や帯域バランスは、どんなに説明しても誰ひとりとして分かってもらえないのです。
2014年のニューイヤーコンサートを含め、総てニューイヤーコンサートの新品レコードは抜群に上手く鳴った。
ずっとあり続ける限り、このアナログ盤を毎年集めようと思う。
そして遂に今年五月にパナソニックから、S P‐10Rが発売されます。
私は生業ですので、購入しようと思っています、今はテクニクスのSP‐10MK2ですが、そろそろ軸受けが心配です。
久しぶりで本物(究極)の復活、楽しみです。