深夜のリスニングルーム
このお話は少し前の内容です。
ここのところ体調を崩し、風邪で寝たきりで腰が痛く眠れず、家内に断りノンアルコールビールを持って上がってきた。
CDでアッカルドとムターのバッハ ヴァイオリン協奏曲が小さな音で鳴っていた。
短くした電源ケーブルはすっかり馴染んでいた、眠れずグダグダしてるより、やはり好きなレコードを聞きたかった。
そのうち睡魔に襲われしっかり睡眠をとる事が出来るだろうと思った。
今日一枚目に選んだのは、スリーブラインドマイスの、山本剛トリオのミスティーである。
熱で耳や鼻もやられてる筈なのに、錯覚かもしれませんが驚くほど上手く鳴った気がした。
自分で話すのも変なお話し、とてもレコードがオーディオから鳴っているとは思えない程である。
私は18歳でこのJBL4560BKと出会った、スピードが早く切れのいい低音を再生する。
あまり低い低音は再生するのが難しいとされたボックスだが、ウエスタンスピリッツでは、ぞっとする程の低音が小さな音量でも聞く事が出来る。
私のオーディオは消去法である、聞きながらいらないものを外したらこうなったとしか言えない。