昼間っからシャンパーニュ
このお話は少し前(5月)の内容です。
人生ってこんなに自由なものだったのか?自分達の事だけを片付けて遊ぶ事が、こんなにも簡単な事だったのか、今人生を謳歌してます。
少しの間まだ母の介護の残像があったが、それも薄らいできた。
昨夜から決めていた「明日は昼間っからシャンパーニュを飲もう」と。
イチゴやさくらんぼ(佐藤錦)も買ってきた、大きな海老(ブラックタイガー)を買って来て、オリーブオイルガーリック香草焼きにしてもらった、これでシャンパーニュを飲んだらさぞかし美味しいだろう。
シャンパーニュはボランジェのRD2002年ものである、購入してからかなりの年月寝かせて来た、そろそろ飲み頃だと思った。
やはり流石ボランジェRD2002美味しい、色は濃いめで泡は細かく少な目、フルートグラスから溢れる事はなかった、香りは淡くその味は作った所がなく、こちらにこびて来ることもいっさいない、キレッ切れの味である。
開けて十五分位経つと少しずつ複雑で素敵な香りがして来た、やはり飲み始めは淡い。
流石フランスでも名だたる、アイ村のシャンパーニュだと思った、となれば偶然、次に冷やしていたのが、ボランジェのお向かいにワイナリーがあり、互いを讃え合っている仲であるゴセブラバンです。
音楽は2015年ニューイヤーコンサート、指揮者はズービンメータである、我々夫婦が定めているシャンパーニュ(泡)に最も合う音楽である。
しかし…やはりどちらもアイ村で2002年のグランクリュである、ゴセブラバンはナチュレ(ドサージュなし)が美味しい。
前回もそうだったが、値段はナチュレの倍ですが、私はこのシャンパーニュが合わないと思った、家内はまあまあだと感想を話した。
我々に合わない妙な香りが最後に残るのである、しかし幸せな一時だった。
家内へ、またやろう。
こんな事を頻繁にやっていたので免疫力が落ちて、私の身体は悲鳴をあげて、五月いっぱい苦しむ事になったのです。
みなさん、たまには羽目を外して遊ぶのも悪くはないけれど、お気をつけあそばせ。