やっとスピーカーケーブルが揃った
ウエスタンスピリッツは、JBL 4560BKを軸とした、スリーウェイオールホーンオールマルチシステムです。
今までは色々諸事情あり、ドライバーとツィーターまではウエスタンスピリッツのリッツ線で繋げていたのですが、ウーハーまではベルデンケーブルを繋げていたのです。
ある日、家内に言われました、荻窪の櫻井さんはあなたのケーブルを絶賛されている。
もうじきtechnics SP‐10Rも届く、あなたも気に入ってない状態では、性能も正当に比較出来ない。
この音を櫻井さんへお聴かせするのはあまりに失礼ではないか?との事だった。
「いちいちごもっともである」仰るとおり、ちゃんと作って慣らしも含め配線しておこう。
そして作って繋げた、比較にも何にもならない。
二本のスピーカーの間から、スピーカーなどないかのように総ての音が鳴った、ストレスも感じない。
爽やか鮮やか円やかで滑らかである、使ってきたベルデンケーブルは全く駄目である。
ウーハーや総てがしっかり繋がった音は、やはり以前聞いていたとおり、総てがしっかり手を結んでいたのである。
今回の特注した0.12ミリ単線を108本のリッツ線はやはり、以前のようにエアーギャップがなく素晴らしい。
何より音が自然である、何故もっと早くに作らなかったのか、先にも書きましたが個人的に色々あったのです。
正直オーディオを生業にしながら、オーディオどころではなかったのです。
音にエッヂがありながらも引っかかりのようなものがなくなりました。
CDでクロックを少し高めに設定してジプシーキングスを聞きましたが、おおかた狙いどおりです。
スピーカーケーブルも絶対平行ハーネスで作りました。
30分程でだんだんこなれて来ました、しかしまだまだ慣らしは時間がかかります、それにしても太く重心が低く濃い音になりました。
人に伝わる音にしたかった、しかしまだラインケーブルが四セット残っています、総てが繋がったスピリッツの音に期待します。