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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

JBL 130A

JBLのウーハーと言えば昔からLE-15と並び必ず名前があがる事でしょう。

プロフェッショナルユニットの2220Aと2205Aが同等としてよく話しに出て来ますが、その音は少しキャラクターが違うと私は思います、2220Aの方が若干鈍く重く暗い音に感じます、しかしよく似ていますね。

私も昔は2220Aで良いと思って使っていましたが、三年前に130Aに交換して思いました、本当はフィックスドエッヂのタイプが音に弾力があって個人的には好きなのですが、私はプロですので、あえてお客様よりも、良いものを使うべきてはないと思い、普通のギャザードエッヂのタイプを使っております、それと最近は偽物を張り替えたのが多く音は違います。

130Aは音の抜けとスピードが違うのです、素直で多少情報量が多いと感じました。

それは私の使っているボックスが4560BKオリジナルの事も無関係ではないでしょうが、私にはドンピシャ来るのです。

少し能率の低い2205Aも使った事がありますが、こちらは更に音が重く反応が遅いイメージがありますが、低い低域はこちらが出ます。

しかしその低い低域を諦めてでも私は130Aが好きです、反応(切れ)が良いからです。

かと言ってJBLの王道と言われる130Aと175DLHを組み合わせるのはどうしても嫌なのです、鳴り方が丸く音がつまった感じで、好みではありません。

私はLE-85と合わせて800Hzカットでクロスさせていますが、こちらもプロフェッショナルユニットの2420とは少し違うと感じます、500Hzクロスも、試しましたが、大切な周波数帯域がそこにちょうどあるのか、音楽の美味しい所がなくなります、やはり800~2000Hzカットがのびのびしていると思います。

そして、いくらコンデンサーやコイルで切っても、教科書にあるとおり綺麗には切れてないのです、けっこうダラ下がりなのです。

カットオフ周波数や使っているボックスが重要だと思いますが、主観ですが、私には130Aが潔くベストなウーハーです。

このユニットの価値がこれからも色褪せる事は多分ないでしょう。

ただし、本当はとても難しいユニットです、心してお使い下さい。

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