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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

名機CROWN DC-300A


私はUSAのCROWNのアンプが大好きです、数あるプロ機の中で鮮やかでクリアーな太い音で、大型のじゃじゃ馬スピーカーを難なくしっかり鳴らしてくれる。

デザインも個人的にはシンプルで暑苦しくなく見易いと思います。

しかし、ただ一つの欠点があります、パワーアンプに付いているレベル調整用のアッテネーターです、マルチで使う事も考えての配慮なのでしょうが、今は経年変化でさすがにガリが出たり音が出なくなったりします。

何度も接点復活剤を使って処理してみてもまた直ぐに同じ症状になる、頭に来たので、私は、そのアッテネーターをパスしてしまいました。

すると音がみちがえりました、そうなるとは思っていましたが、やはり接触不良を起こしたアッテネーターはかなりのエネルギーロスになっていたのだと思います。

何かを行い成功したときのオーディオの音質の変化は、静かになり音が滑らかで艶やかで太くダイナミックレンジが広くなります、そして少し物足りない位になります、その物足りなさはやり直した半田で焼けてるからだと思います、十日間程でしっくりした音に戻ります。

他にもフォーンジャック(入力端子)をスイッチクラフトのミリタリー規格(マイナス端子の方が太い)に変えたり中の電解コンデンサーの入力に刺さっている端子を抜いて磨いたり、古いケーブルをむきなおし半田をやり直したり、色々な方法を私は行って来ましたが、中でもアッテネーターのパスは一番効果がありました。

私のDC-300Aはアッテネーターは形だけは付いていますが、もう使えません。

いつもジャンルを選ばすに、とても快適なサウンドです、このアッテネーターパスも私のサウンド構築にかなり貢献しました、しかし届いた時は実にボケた酷い音でした(笑)

アンプが無理矢理スピーカーを鳴らしていると言う感じでなく、正に静かな巨人と言う感じです、ファンも付いていなくて静かです、今の時代には二度と出てこないアンプでしょう。

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