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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

酎ハイのアルコールの濃かった時代

今日はオーディオとは関係ない話です。

私はその時代を思い出す。

焼酎の濃かったハイサワーそれが、呑み助の美学だった、水道橋に今はもうないと思うが、庄やの船小屋と言う小さな店があった、私はまだ大学の二部に通っていた、昼間はアルバイトをしていて、そこで働いていた酒好きの先輩に連れられて、そこで初めて大人の酒の飲み方を覚えた、それまでも酒は飲んではいたが、今考えてみると、子供の飲み方だったと思う。

つまり世間を全く知らなかった事になる、はじめて酎ハイを飲んだ、多分レモンハイだったと思う、今のように生(なま)何とかサワーなんてなかった、レモンが入っているか入ってないかだけだった。

ビールから始まり、日本酒を熱燗で、口の中でアルコールを飛ばして舌先で味わう事を教わった、そのあと飲みすぎて口の中が甘ったるくなったので、レモンハイを飲んでみた、口当たりが良いので、いくらでも飲めるから、ガンガン飲んだ、トイレに行こうとたちあがったら、腰が抜けて全く力が入らない、ようは酔っぱらったのだった、その後ルノアールにいき、暖かい珈琲を飲んだ、不思議とアルコールは抜けた。

今の飲み屋と違い、その頃の酎ハイはアルコールの濃度が今とは全く違う、五杯も飲めばベロベロになった、焼酎が7ハイサワーが3それが当たり前の割合だった、アルコールをたくさん入れて飲む、それが強い男だ、私は勝手にそう思っていた、食べ物も、今とは違い美味しかった、刺身の厚さが今とは比較にならない、魚も全く味が違った、それをつまみに飲むわけだ、進まない訳がない、サラダなんてあまりメニューになかった、あってもトマトとハムやセロリとキュウリが入った上に、ただマヨネーズがかかった簡単なもの、それがすこぶる私は好きだった、私は父が酒飲みで、酔うと私達に絡んでくる事もしょっちゅうだった、それを見ているので、酔っ払った大人が子供の頃から大嫌いだった、まさかその自分が…酒飲みになるなど、その時は想像もしてなかったがなってしまった。

しかし、今考えてみると、景気が良かったのだろう、どこの飲み屋も酎ハイは競うように焼酎が濃かった、今の焼酎と違い、味が少し怪しかった、そして女性が一人で飲んでるなんて、滅多になかった。

今の焼酎は安いのでも口当たりが滑らかで、上品でブランデーみたいだ、そして、酔っぱらうのはあまり歓迎されない。

今は、つまみも何を頼んでも殆どが冷凍で美味しくない。

大手の店ばかりで、味に特色がない、どこに行っても似たような味でメニューは増えたが、味は全く駄目で、自ずと酒も進まない。

その頃と同時に私は今の形のスピーカーと新宿歌舞伎町で出会った、カッコよかった、そして今目の前にある、JBLでScott Hamiltonを聞きながら、ビールをやるのがどれだけ楽しい事か、やってみ?はまるから。

輝いていた自分がその時代が蘇ってくるよ、JBLは、私にこう語る、そろそろ過去を忘れて明日を生きろよと。

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