隣家からの工事の苦情はおさまった
家を取り壊し新たに建てるのは、野中の一軒家ならばいざしれず、密集した現場では日本全国トラブルが絶えないらしい。
今回はビルダーさんが直接依頼している業者ではなく、大手の下請けらしいのだ。
土地を掘り起こしガラを出してる時に、父親がパワーショベルに書いている社名を見て、運転手に三件隣に同じ会社の人がいると話していたのを思い出した。
余計な事を言うなと思って聞いていたが、その余計な一言が今回のことの発端の様だ。
鉄筋コンクリートの掘削が終わった時に、隣家の方が業者に振動で壁にヒビが入ったと伝えたらしい、それがどうも三件隣の方の耳に入ったのだそうだ。
しかし、ならばなぜその下請けの大手会社に一報あげなかったのかである、月曜日にビルダーさんと、その大手の方が二人でお詫びに伺ったらしい。
本当は違うがこうなったらしい、地盤改良は大手が、建築家さんは、その上に家を建てる、つまり地盤改良で起きた事故は大手が責任を持つと言う事だ、今頃その大手の下請けの会社に話は行ってる筈だ、名刺も持たずにご厚意でお詫びに行かれた方は、上司に呼び出され、かなり大きな問題になってしまう事になりはしないか些か心配である。
しかしビルダーさんに素早い対応をしていただいたおかげで、また着工出来るようになった、ひと安心である。
口は災いの元である。