0.12ф216本のリッツ線スピーカーケーブル
このリッツ線実験は総て定めた長さで行っている、昨日のブログと、少し重なってしまい申し訳ない。
今日は、大元(おおもと)であるパワーアンプからネットワーク迄のリッツ線スピーカーケーブルを0.12ф216本で作った、単純に倍の本数である、やはり大元だ、ここはかなりきくと思っていた。
108本では少し低域と躍動感が足りない気がしたのと、そのリッツ線をドライバーやツィーターに繋げてみたかったのである。
見事にストーリーは決まった、大元のケーブルはウーハーにも、また総ての再生帯域にも影響する、増えた本数は中域から上の表皮効果の改善効果が期待出来る。
リッツ線は面白い、たくさん作った結果、面白い様に自由に音を変化させる事が出来るようになった。
クリアーで強く柔らかな音になった、全体のバランスがとれた、後はツィーターをドライバーと同じ108本で繋げれば、上手くいくと思っていた。
更に次の日にツィーター迄のリッツ線を作ったが、今までで最大級のクリアーな音になったのは話す迄もないことだろう。
全体的に圧倒的な情報量があり、空気感の再現に優れている、余裕があり静か、そして品が良い。
長く感じていた曲が、楽しいのでなんなく聞けてしまうのが何より良い。
次の日CDで、ヘンデル:ハープシコード作品集をイーゴリ・キプニスの演奏 38XC-21で聞いたが、太い低域が冒頭で軽々と鳴った。
後の音は細かく鋭角で音に芯があり柔らかい。
さあ!出口はやっと見えてきたようだ。
エクセレント!
ウーハー迄を除き、全部完成した、品の良い太い音である、最早JBLとは思えない。
パワーアンプからネットワーク迄の大元がプラスに0.12ф216本、ネットワークからドライバーとツィーターがプラスに0.12ф108本である、リッツ線スピーカーケーブルは一先ずこれに決定。
後はリッツ線ラインケーブルを四本作り総て完成となる、はたして上手くいくだろうか。
ラインケーブルはスピーカーケーブルと理論が少し違うのだ、性格もかなり違う、こうご期待。