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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

Technics EAS-9HH42を購入




二年間探し続けたツィーター、Technics EAS-9HH42、音を聞いた事は一度もない、ある事は何となく知っていたが、個人的に昔からTechnicsは全く範疇になかった、知り合いの方が以前使って、かなり良かったとの情報があった、それから二年間ずっと探していたのである。

YAMAHAのJA-0506も候補に挙がってはいたが、最大入力が小さいし何度も見つけたが、何故だか縁がなかった。

しかし今回は、信用出来る知り合いからの情報だ、どうしても手に入れたかった。

出会った時は幻を見ているようだった、また天にも登る気持ちだった。

探してもどこにもないので、今まで色々調べていた、私が知らなかっただけで、かなりの名機だったらしい。

ハイファイステレオガイドには1974年の発売、ダイアフラムはチタンで重さは2.8kg、能率は101dBと書いてある、でもサイズは書いてなかった。

使っているウーハーがJBLの130Aに4560BKなので,能率は101dBでドンピシャである、今のシステムならば、アッテネーターなしでそのまま使えそう。

いくら今使っている(USA)DALEの抵抗が優れているとは言え、やはり固定抵抗はエネルギーロスを起こす、いっそのことない方が音はピュアだろう、聞いてみないとバランスは分からないが、そう思った。

丁度コーラルのH-105にそろそろ限界を感じでいたのだが、こればかりは実際に聞いてみないと分からない、今届くのを待っている。

当時の販売価格はペアで五万円だった、かなり高額だ、今の時代に全く同じ商品を、Panasonicブランドが製造販売すれば、多分15~20万円位にはなるだろう、いやもう少し高いかな?ダイアフラムはチタンとなっている、余計な音のない、鮮やかで鋭い芯のある音がしそうである。

待ちに待ってやっと届いた、でかいっ!想像していた大きさの三倍はあった、オリジナルなのか?分からないが、薄っぺらいアクリルで作られたショボいスタンドが付いてきた、しかし据えて見るとスタンドは透明なので、ツィーターだけ宙に浮いて見える、なかなかカッコいいと思う。

少し汚かったので、コンパウンドで磨いたがあまり綺麗にはならなかったが、端子は綺麗だった、大切に使われていたのだろう、製造からの年数を考えると極上品なのかも知れない、大切に使おう、音はどうなのだろうか。

早速ENACOMと一緒にケーブルをプラスマイナス逆に繋いだ、そして消磁のCDを二回再生、いきなり全く違う高い周波数が、軽々と滑らかに鮮やかに鳴った、うんっ!これは良い。

そしてエージングCDの音量を大きめに二時間リピートしてかけておき、外出先から帰ってきた、それにしても鳴らしはじめとはえらい違いになっていた、鳴らしはじめはまだ少し固かった、しかし情報量が増えて音が柔らかくなっているのは直ぐに分かった。

しかし肝心なのは音楽を聞いた時の鳴り方である。

全く違う…シンバルの奥行き感、ざらざらした質感、これは正に長年探していた本物だ、ウエスタンスピリッツのリッツ線ケーブルと合わさり、見事な華やかな鳴りっぷりである。

オーディオは1974年当時に、もう結論が出ていたかのような音がした、しかし神秘的な音である、ツィーターが変わっただけでスピーカーシステム全体の音は180゜ガラリと変わってしまった。

もしもスピーカーユニットを弦に例えるならば、総て新しい弦に張り替えた位のフレッシュな鳴り方に変わったのである。

やはりチタンのダイアフラムは優秀である、それと、このツィーターのfoが2000Hzと低い事も、倍音が良い方向で作用し合わさり、ドライバー&ホーンの音質と上手く繋がったのだと思う、ホーンはコーラルAH-500である、ホーンのカットオフ周波数は、250Hzである。

それと、このTechnicsのツィーターは、能率が101dBである、使っているウーハーがJBLの130Aなので、同じ能率であり、今回、固定抵抗が必要ない事も影響したのかも知れない、カタログデータでは、再生周波数が2000~25000Hzとなっているが、実際に聞いた感じ、もっと上下にのびていると感じる。

エッヂのきいた芯のある太い奥行きのある、綺麗な鋭角な耳に来ない高域だ、何でもっと早くこのツィーターの存在に気付かなかったのだろう。

それでいて気品も高いと感じる、甘い音が一切なく、余計な振動が少ないのか、切れが良く反応がとても早い、リッツ線の効果と合わさり、なかなかグッドである、もう止められない。

薦めていただいた知り合いに感謝である、テクニクスのツィーターEAS-9HH42はかなり優れたツィーターである。

欲しかったYAMAHAのJA-0506さえ、もう遠くへ霞んでしまった。

更に夜中に小さな音でも聞いてみた、驚きである、その繊細で綺麗な高域は全く色褪せる事はなかった。

改めて知った、単純に周波数特性やdBで表せる程、オーディオは簡単なものではないことを、そして、確かにオーディオはものの優劣だけではないが、本物を知らないと我々プロはやはり普通になってしまう、普通では駄目なのだ、プロは、良い音を鳴らして当たり前である。

Technhcs EAS-9HH42は素晴らしいツィーターだ。

また楽しみが一つ増えた、新居の防音された広いリスニングルームで鳴らすとどうなるのだろう、このツィーターのおかげで、更に良いケーブルが作れると思う。

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