Ortfon SPUでシングル盤が上手く鳴らない
久し振りでシングル盤を聞きたくなり聞いてみた、その結果、上手く鳴らないのである、それはこんな感じの音だった。
先ず何を聞いても音が薄く力がない、LPはしっかり鳴るのに、これは以前も経験したことなのだが、SPUはLPが上手く鳴る程シングル盤が上手く鳴らなく感じるのである。
数ヵ月前までDENONのDL-103を使っていた、その時は明らかにLP盤よりシングル盤が上手く鳴っていたのである。
同じ経験をされた方も多いと思う、これはいったいなぜなのだろう?そして数ヵ月前シェルリード線をウエスタンの0.6ф単線にしたのである、するとLPは少しボケるがシングル盤も上手く鳴る様になったのだ。
シングル盤と言ってるのは日本のポップスやディスコミュージックの事だ、日本でカットしていて独特な音作りをしているのかも知れない。
しかしここからが本題である、DENONのDL-103をはじめとする日本のカートリッヂは、シングル盤がウエスタン0.6фのシェルリード線でなくともちゃんと上手く鳴るのである。
総ての日本のカートリッヂがそうだとは言わないが、LP盤をかけると音質は圧倒的にOrtfon SPUに勝利を感じる。
多少の向き不向きはあるだろうが、どうにも納得がいかない、こちらの調整不足だろうか。