[ お知らせ ]
この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

プリのアウトに繋いだ25kΩの抵抗がやっと目覚めた。

私は人の薦めがあり、プリアンプのアウトの回路に、パワーアンプの入力インピーダンスと同じ25kΩを仕込んだ。

繋ぐと確かに、はじめから抜群に音は良くなった。いつもウエスタンスピリッツのオーディオは休んでいない。常にCDプレーヤーをリピートさせて、プリもボリュームを半分強上げて、聞く時以外はパワーアンプのスイッチを切っても、常に動作させている。

繋いだばかりの抵抗のエージングをしているのである。世間では抵抗のエージング時間は、73時間とも100時間とも言われている。

では、何を基準にそのエージング時間が出て来たのだろう?個人的には、先人達が決めたおおよその目安だと思う。

でも厳密には、日増しに音は変化し続けている。確かにネットワークよりは時間がかかるようだ。

アンプの動作事態が変わるので、そのせいもあるかも知れないが。それにしてもこの音の変化はなんなのだろう。まるで水を得た魚の様なのである。

アンプが楽になり、ストレスがなくなった。そんな印象である。軽々としていて、肉厚で抜けの良い開放的なアメリカンサウンド。そんな感じである。

そして、その鳴り方はまるで、小人の世界をルーペで覗いてるかの様な、そんな感じもある。つまりスケールはあるのだが定位が小さくなったのである。

そして、奥がとても深くなり、点音源から良く広がるのである。

こんな音をいつか出してみたい、そう思っていた。

しかし聞く方によっては、JBLの音でないと仰る方もいるかも知れない。

しかしこうなって悪い筈がないと思う。

普通JBLの鳴り方は、どこか中域が薄く、ウーハーとなかなか上手く繋がらない。それが今、全く感じないのだ。

かと言って、ジャズのトランペットやサックスを聞いても、ホーンが楽器になった様な、JBL独特の鳴り方でないのだ。あくまでもウーハー、ドライバー&ホーン、ツィーターが総て上手く繋がり、ユニットが鳴っています的な、あまり高い位置には定位しないのである。

私には、アンプがスピーカーを鳴らすために都合良くなった。そうとしか思えないのである。

プリのアウトに繋いだ抵抗は、パワーアンプからすると。並列合成になるが。入出力のインピーダンスを合わせるのはとても大切な事だと思う。

無責任に言えないとは思うが。これはCROWNに限った事ではないのかも知れない。ある意味、オーディオを上手く鳴らす為の、裏技である。

やっぱり私はこう思う。JBLやアルテックのホーンシステムが、ジャズしか鳴らないのはおかしい。

確かにユニットの選び方にもよるとは思うが、今のウエスタンスピリッツの音、全ジャンル全く妥協なくオーケーとなった。

この音が最高なんて私は言わない。しかし世間のオーディオはやっぱり何かがおかしい。

ジャンルを選ぶスピーカー、それはちょっと違うのではないか。鳴らせない人が作った言い訳。もしくは販売の為の都合の良いセールストーク?

クラシック向きのスピーカー?ジャズ向きのスピーカー?ロック向きのスピーカー?そんなもの、はじめから作れるのだろうか。

英国のスピーカーは確かに切れ込みは浅い、しかしそれはいつでもお金さえ払えばコンサートを聞ける国民性だからではないのか?オーディオはそこそこでいい、コンサートを聞けるから、違うのかな。

抵抗の話から飛躍してしまったが止まらず、話しはここまで辿り着いてしまった。申し訳ない。

少し前までは、今からすると正直、まだまだ鳴っていなかったのである。だんだん凄いことになって来たのだ。

でもこれ以上の鳴り方は存在する、私は諦めない!まだまだこのシステムに、限界を感じないからである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です