GRP LIVE In Session
1985年(米盤)GRP-A 1023 GRP Records
オーディオが今の様に衰退する前のデジタル録音である。音が素晴らしい、初めてレコードの音質に鮮やかなカラーを感じる。
総ての楽器が小さく定位して、少し人工的で電気的な音に感じるが。聞いていて躍動感がありキビキビしていて気持ちが良い。
個人的にはもっと低い低音が入っているのが好みなのだが。
デイブグルーシンやリーリトナーが中心となっているようだが。それにしても一曲だけ参加しているダイナシュアーの声は、パワフルでカッコいい。
広がりや距離感、空気感、奥行きがあり、良い録音であると思う。ジャンルはフュージョンになるのか?
貴方のオーディオ装置でどこまで鳴るだろうか?音が強く録られている為に。トーンアームの針圧や水平バランス、ラテラルバランスやインサイドフォースキャンセラーがしっかり一点に決まってないと、低音が割れる。
トーンアームが正常動作するところは一点しかない。鳴らすのがなかなか難しいレコードです。
軽めの適正針圧で、このレコードの片面を最後まで何の問題もなくトレースするならば、貴方のオーディオ装置は、かなり調整が出来てる証拠です。