Deep Purple・BURN
1974年(米)Warner Bros Records Inc 0698
ディープパープルのバーン(炎)である。内容に関しては今さら語る必要もないだろう。
私は、このレコードを1981年に神田神保町の中古レコード屋さんで購入した。そのレコード屋さんは今はもうない。なので年代からすると再販盤だろうが、今日改めて日本盤と聞き比べてみた。
日本盤は音がこもっていてうるさい。写真のUSA盤は音が軽く、抜けが良くやはり嘘っぽくない本物の楽器の音がする。
購入した中古レコード屋さんでは確か、イギリス盤とUSA盤の両方があった。私はなぜだかUSA盤にしたのだ。2500円だったと記憶している。そのレコード屋さんは今はなく、定かではない。オリジナル盤に近いレコードだったのかも知れない。
盤は今でも艶があり綺麗である。個人的にはA面の四曲目のRAIL AWAYの曲の構成が重厚で好きなのだ。日本盤では聞けたものではなかった。
しかし若い頃、こんな音で鳴っていたディープパープルは聞いた事がない。なかなかグッドである。シンバルの音がとても本物っぽい。
キーボードがカッコいい、ドラムも力強く良い。リッチー ブラックモアの粘っこい様で絡んで来るような、ストラドキャスターの音と旋律は、最高である。
パノラマの様な録音で目が回る。やめられない!中毒になりそうだ(笑)
時代が自然に産んだ独特な音楽だと思う。こんな曲はこれからの時代もう出来ないだろう。
素晴らしい。
しかし、アナログも良いが、PCオーディオがとても気になる。