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200V30Aから117Vの低磁束ノイズカットトランス

秋葉原に来た、ノイズカット トランス二台の代金を支払いに来たのである。
 
 
オヤジさんが見積もりに追われ、一人で忙しそうにしておられた。
 
 
そして細かく話をつめていった。実際に作る行程をお聞きすると、実に頭が下がる。私はてっきり機械で作っているのかと思っていた。
 
 
コアだけを機械に固定して、三人がかりで手で巻いているらしい。その内のお一人がいま病気で倒れられているらしく、その大変さは想像を超える。
 
 
私の注文したノイズカットトランスは、一次側が200Vである、それをアメリカ仕様の117Vへダウンさせる、しかも1kVAと2kVAへ、しかも低磁束である。2~3㎜の太い単線をたくさん巻かなくてはならない。
 
 
1kVAの方は完成重量が16kgで2kVAの方は34kgである。お姉ちゃんならば50kgでも、大きいので持てるのだが、小さいと手が開かず重さが分散しないため、腰に重量がかかる、要注意である。しかも私の部屋は三階である(笑)
 
 
私はホームセンターへ行き、引っ越しやさんも使っている腰を安定させる強靭な腰ベルトを購入してある。
 
話しは戻るが、私はものを仕入れるとき、銀行振り込みが嫌いである。支払った気がしないのと、何となく世の中を舐めてるようでスッキリしない。
 
 
ここは日本である、お相手も現金が一番である。しかも、自分は待つのが嫌いなので、相手をお待たせするのが好きではない。決まったら遅くとも翌日には必ず決済をする。
 
 
これは依頼する側の礼儀である。こちらは注文の品を送っているのに、事前の連絡もなしに、黙ってなかなか振り込んで来ない方はあまり宜しくない。
 
 
しかし、化け物の様なトランスになるのだろう。繋いでみないと分からないが、商品の性格上エージングは一週間位かかるだろうが、最初からある程度の良い音が出る筈である。今日お話を伺って確信した。
 
 
相手の自信はあまり語らずとも、こちらに伝わってくるものである。
 
 
完成は約三週間との事であった。首がキリンの様になりそうである。

200V30Aから117Vの低磁束ノイズカットトランス” に対して1件のコメントがあります。

  1. ねこ大好き より:


    一度試聴してみたいのですが?

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