CDの電磁波対策実験をやってみた
デジタルアンプ等の電磁波が随分以前から話題にのぼり、メーカーや自作マニアの努力のお陰で、最近は随分良くなったが、やはり、どこのメーカーもまだ完璧とは言えない。
今回はCDプレーヤーのお話しである。実験の内容は危ないので、真似をされて大切な機材を壊されても困るので差し控えるが、実はオーディオに有害な電磁波は、ほぼ吸収出来る事が分かった。
そしてCDプレーヤーの性能が悪いのではなく、諸悪の根元はCDプレーヤー(デジタル機器)から飛び散ったデジタルノイズ(電波)が他の機材へ悪影響を及ぼしている事が分かった。
ならばそこへ思考をロックオン!!
それで早速実験してみた。肝心なのは結果である。
音は、間違いなく良い方に変化した。一晩経つと更に激変していた。
CDに有りがちな鳴り方、どこかあり得ない位に舞い上がっている様な、うるさく薄っぺらい鳴り方、これがなくなった。
静かで肉厚、アナログ程ではないが、スピーカーの中に絡まっていたような音がスッキリなくなった。
音の分離に優れ、スピードが早くなり定位が良くなり、開放的に音が立体的になった。
多分、並みのあまり調整されてないアナログでは、最早この音に太刀打ち出来ないだろう、そう思った。
簡単に音の差を書いたが、実は二年前からの構想なのである。こんなに変わるならばもっと早くに実験をするべきだった。
それくらい目から鱗の音である。CDは音が良いと分かった。ただ、たくさんある電磁波処理の文献の中で、貴方がどれをチョイスするかである。
やはり探すにも経験とセンスが必要だと思う。これに気付かないで、いつまでもCDはアナログに劣る等とほざいていても何も始まらない。悪ければ良くしよう。
電磁波処理はCDの再生音にも効くが、そもそも電磁波を撒き散らす事が問題なのである。電磁波とは電波である、部屋の中に飛び散り他のオーディオ機材への影響大である。
アナログにもプリアンプにもパワーアンプにもスピーカーのネットワークにもケーブルにも影響する。よく考えてみるとそれが音に影響しない訳はないのである。今回の実験で明らかにシステムが変わった位の違いかあった。
それで、やるなら今と実験をやってみたのである。皆さんからすると、いつも私の実験は成功ばかりしていると思われるかも知れないが、実はそんなに簡単ではないのである。
色々と勉強し、どれが一番かを見極める目も思考も必要になる。個人的に、今まで他人の意見を聞いて良いことはあまりないが。時には本物がいらっしゃる訳である。
今回は正にそれに値した訳である。軽やかでさっぱりした濃厚に変化した音は、最早CDとは思えない。
また更なる高嶺に登る事が出来た、音を良くする方法はいくらでもある。次は前からの構想である、ターンテーブルをしっかりしたキャビネットに乗せ換える事である。
これは間違いなく今までで一番凄い事になると思う。
どんなにご立派なCDプレーヤー、DAコンバーター、マスタークロックジェネレーターをご購入されても構わないが、デジタル機器を入れれば入れる程、デジタルノイズ電磁波の餌食になるだけである。それだけで音が良くなる筈がない。
理由は他にあるのに、電源だけがデジタルノイズを拾う訳ではない。電磁波は貴方の機材を著しく悪化させている。
今回の電磁波の実験は大成功を納めた。オーディオはいったいどこまで鳴るのだろう。