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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
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常に、ガチンコのオーディオ

今まで自由奔放、好き勝手に生きてきた事で、どれだけ人生の辛酸を舐めて来たのだろうか。そしてどれだけ疲れ果てたのだろうか。

そして今まで、どれだけ日々輝いて来れたのだろうか。答えはどこにもない。しかし、これがしたくて生きてきた。思い描いた暖かく強く優しい音楽が遂にこの部屋である程度鳴った。

強く潔く、静かで神秘的、春や秋の乾いた風の様な鳴り方をする。そしてその鳴り方は、スピードがあり早い。しかし、どんなに語っても語り尽くせない、そんな柔らかな鳴り方である。

いくら聞いていてもあまり疲れない、自然界と調和のとれた鳴り方だと思う。違和感が少ないのである。それは私個人が感じた事ではない。我が家の音をきいたお客様が話した事である。

でも遂にこの先、今のところ、もう教科書はなくなった。そこまで徹底的にやってしまった。一人の馬鹿な男が、徹底的に試行錯誤の末に作り上げたオーディオである。

後はこの音を好きか嫌いかでしかない。まだやりたい事は色々あるが、感性と閃きで色々積み重ねていくしかない。

ここからは多分、誰も足を踏み入れた事のない神の領域である。

オーディオがこんなに鳴るなんて、確かに理想はあったが、本当に鳴るとは思ってもみなかった。しかしここまでやってみて感じる、どんなに音が聞きやすくても、所詮は再生音である、完璧に違和感を消すことは出来ない。

しかし、私の考える先はまだある。オーディオの究極とは、オーディオを感じさせない固有の音のないシステムの事である。それがウエスタンスピリッツの理想の音である。

JBL4560でクラシックをいつか極上の音で雄大に鳴らしてみたかった、その永年の夢は、遂にある程度は叶った。ジャズは当然新しい音源も古い音源も圧巻である。

確かに部屋は新しいのでまだ鳴っていない、しかしこの部屋が、本当にオーディオに都合よく鳴ったらどうなるか、大体の想像はつく。

輝く未来は、やはり努力した更に先にしかない、それを遂に証明した様なものである。貴方にもいつか鳴らせる、この音を。

極論だが、オーディオの音は文章や言葉に出来ない。

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