CDプレーヤー
昔秋葉原のシントクエコーに勤めていた時に各社いっせいに発売となった。とは言ってもまだ盤は本当に数枚しか発売されてなかったと記憶がある。
問題は音質だった。見た目の虹の様に綺麗な盤からは、想像も出来ない程、酷い人工的な音だった。音に暖かみが全くなく、生命感を感じない死の世界を連想した。
機器を製造販売したメーカーは、多分その時点から電磁波による影響に気付いていた筈である。
私には音の悪い原因がずっと分からなかった、CDは一気に加速的に売り上げがのびた訳ではなかった。購入しようとしたお客様は音の悪さに唸った。
店頭でかけていた曲はメーカーのデモ盤で、マリーンとかスクェアだった。とにかく低音も高音も鳴らない。音が総てプラスチックの様に薄いのである。
しかし人々はアナログ派とデジタル派に分かれた。私は今でもアナログ派である。しかし最近人から聞いた情報により、部屋に飛び交う電磁波とケーブル内に存在するデジタルノイズが音の悪い原因と知った。
CDの音を少しでも良くしようと、どれだけのアクセサリーが発売されたのだろう。私はその殆どを試してきた。
しかし、その答え「CDは何をやってもこんなものだ」みんなそう言ってた、私も同じだ。
しかし今現在私の目の前で鳴っているCDの音は、正に驚きの音である。2008年位からのCD盤の音は素晴らしい事に気が付く。
これだけの録音レベルをレコードにそのままカットしたら多分、カートリッヂの針はトレース出来ず、音が割れる前に脱線してしまうと思う。
CDは確かに電磁波を取り除き色々実験してみても、確かにアナログには勝てない。しかし昨今の新しい録音は確かに素晴らしい。
CDは電磁波の実験では、確かにあまり調整されてないアナログならばそれを確実に越える。いつまでも鳴らないと嘆いていないで、鳴らす努力をしよう。
CDの音が悪いと言うのは今は昔である。CDを上手く鳴らすのもアナログを上手く鳴らすのもシステムを上手く鳴らすのも総ては貴方の腕とセンスにかかっている。
私は同じ内容を何度も書かない。このブログをはじめから総て読んでいただきたい。私のオーディオはここまで失敗の連続だった。しかしとある所から何をやっても総て良い結果に繋がる様になった。
オーディオは経験によってノウハウが積み重なり、センスが磨かれるものである。何度も話すが一見どうでも良いような事の細やかな拘りが、積み重ねが、降り積もり、最後にとんでもない差になるのである。
しかしその対処の仕方は人各々であるが、真実の正攻法はそんなにたくさんはない、これだけは確かである。
私は、ネットワークをスピーカーからの振動から隔離する為にスピーカー後ろの壁の高い位置に吊った、その実験結果は絶大な効果だった。それも総て合わさって今の音が構築されたのである。
しかしその実験は、以前の賃貸マンションでは叶わなかった。出る時に大変な事になるからである。
そんな事をやっても大した差にはならないと思う方はやってみてもらいたい。壁にネットワークを吊ると音は全く違う、別次元である。
そんな内容もネットワークの部品定数も総て過去のブログに書いてある。毎日ブログを公開するのは本当に大変である。
話しは飛躍したが。オーディオシステムはちゃんとやればちゃんと鳴るのである。ならば、CDもまたしかり、一つの事に縛られず冷静に全体を広く見張らしていただきたい。
どんなに優れた機材を使おうと音は良くならない。機材が高価な程鳴らすのも難しくなる。それは何故か?機材もパーツの一つに過ぎないからである。
オーディオを食に例えるならば、一機材は単なる素材の一つである。それをどの様に料理するかは、やはり貴方の腕とセンスにかかっていると思う。
それを貴方が真からご理解された時、CDも絶対上手く鳴る、現に私は鳴らした。
似たような実験をされた方もお客様の中にいらっしゃる。しかし私のCDの様には鳴っていなかった。それはご自分なりの考えでおやりになり、私のやり方とは違う事をされたからである。全く同じにすれば結果は出るのに。
私は実際に自分のやり方を見せたのにである。実験も散々やったのである。こちらは結果を出している、ならば全く同じにやってみてもらいたい。
違った事をすれば結果が出ないのは当然である。違う方向等有り得ない。
電磁波とデジタルノイズが貴方のCDやシステムの音を悪くしている。