お待たせしました、新たな皮膜素材二種類を発表しました
去年モニター応募をされた方から絹(シルク)と、リネン(麻)、は見た目の違いがよく分からないと指摘がありました、そして絹とリネンの中間の音があっても良い、結局その方は両方購入され使い分けされてるようです、その時私はこう思いました『確かに作った私にはハッキリ分かりますが、更に色を含め皮膜の音の差を研究してみよう』と思ったのです、確かに絹とリネン皮膜は音がかなり違うのは分かっていました、絹とリネンが合わさったサウンドは確かに家内と私の夢でもありました。
そして本当に絹とリネンが合わさった音質の皮膜は存在するのか?そう思ったのです、色々探して購入し実際作って聴いてみました、結果絹とリネンが合わさったハイブリッドの糸は確かに存在しました、絹とリネンの混合比率です、後は色による音質の差でした、しかしこれだけたくさんの素材屋さんの中から私の求める種類の糸を見付けることが出来るのか?正直思っていました、糸は手芸用でありケーブルの皮膜に使う商品ではないからです。
時代と共に糸は少なくなってきましたが色による音質は聴いてみてもほとんど差はありません、次にモニターや購入される時の色です、『これでは使う側が間違える可能性がある』今回の皮膜は色が少し違う為薄いブルーに決定しました、音質は余計な付帯音のない分離に優れた太く正にハイブリッド、絹とリネンの中間位の音です、当たり前ですが絹とは性格がかなり違います。
次に絹(シルク)です、何と今まで使ってきた糸のメーカーの商品が廃番になってしまいました『困ったな』と思ったのです、今までより音も優れ色も考え直さなければならなくなりました、しかしあるかな?その中から色や太さも購入してきて作り聴いてみた結果、濃く綺麗なブルーに決定しました、そして絹とリネンは色分けが必要になると感じたのです。
音はダイナミックレンジも広がり奥行きは数倍で今までに鳴らなかった低音の量感が増えて聴いた時驚きました、多分去年完成したリッツ線が全ての端末の剥離に成功したからだと思います、これにより変わらないのは麻(リネン)だけです、これだけは変わらず黒、ハイブリッドが薄いブルー、絹が濃く綺麗なブルーになりました。
これによって音質による色に差をつけて各々見た目が違うため、皮膜による配線ミスもなくなると思います、スピーカーケーブルは以前と同じハーネスです、モニターされてる方からスピーカーケーブルはあまり変化が分からなかったとの意見もありましたが、実はこのスピーカーケーブルがピンケーブルの音質を支えているのです、個人的にウエスタンスピリッツの線の中で一番変わるのがスピーカーケーブルです。
今回もっと早くに公開する予定でしたが、個人的に色々あり今年は気温も高くあまり作る気になりませんでした、申し訳ありません、私は考えました『今この様な精神状態で作っても使う方が聴いていて楽しくなるケーブルは作れない』でも作る事が出来ました。
ウエスタンスピリッツは色々ありますが結局聴いた方が見て楽しんで頂けるケーブルをずっと模索していました、そして見付かりました、やはり研究は進んでいたのだと思います、二種類の色と更なる音質になる事をずっと望んでいたのです、試してみて下さい。
期待は裏切りません、必ず今までに鳴らなかった音質を実現致します。
ウエスタンスピリッツのケーブルはリッツ線です、全て一本一本に皮膜がかかっていますのでそのままでは導通しません、数は108本です、その皮膜は全て剥離して素線全部が導通していなくてはいけません、また熱を加え過ぎてはいけません素材が酸化するからです、かと言って熱は低くとも高くてもいけませんそこが大変でした、特にピンケーブルは最初のスタート部分が大切です、それをいかに全ての端末を剥離してその中にある焦げた皮膜を素早く外に追い出し、それを何故取り去る事が出来たのか?こんな簡単な事に見えますがこれがなかなか出来なかったのです、ウエスタンスピリッツはそれに成功したのです、結果抵抗値がとても低くなりました。
そして私がただ一つだけ誇れる事があるとしたらJBL4560BKをもう取り換える事はないだろうと思った事です、低音が鳴らないボックスで有名です、しかし私は鳴った、未だに誰も鳴らせなかったのだ、そのボックスを使い続け遂にこのボックスを鳴らした、しかしこの低音は4560BKだから鳴ったのではない、全てに共通するこのケーブルによる鳴り方は4560BKの為に作った訳ではなく、鳴り方も含めこのボックスが何故低音が鳴らないのかを真に私が理解したからだと思っております、当然普通のボックスも当たり前に鳴ります。
しかし同じ箱を使っている方はみんな低音が鳴らないと話す、私はケーブルを研究するにあたり色々研究した、全ては無駄ではなかったのです、その時に既に答えは出ていたのです、しかし未だに誰もこのボックスから私の鳴らす低音は鳴らない、これがウエスタンスピリッツケーブルの答えのようなものです。
本当はケーブルに鳴る鳴らないはあまり関係ないのです、今まで私は一貫してお伝えしてきました『オーディオは物ではないと』そんな事ははじめから分かっていました、しかし何かあるかもしれないと徹底的に調べて来ました、その結果残ってる物は何にもありません、結局機材のスペックだけではありません。
最後の最後に分かった事は皆さんは肝心なところをはしょり読んでいる事です、だから未来永劫私の話している事が理解出来ないのです、ケーブル検証の時に色々分かった全ては少しずつ絶妙に重なり今のケーブルになったのです、しかしウエスタンスピリッツのケーブルだけは確かな結果を得られます。
是非聴いてみて下さい、私が繋いでるケーブルと何ら変わりません、これだけは確かです見ていただいたら分かる筈です、モニターケーブルなので気に入らなければ発生するのは返送時の発送料だけです、他には何にもありません、しかしウエスタンスピリッツのケーブルは返却される事がありません。
ウエスタンスピリッツケーブルが私の全てです、多分もうケーブルを替える事はないと思います、ハイブリッドと絹糸素材特にハイブリッド皮膜は我々夫婦の夢でした、そして各々の色分けが完成しました、とにかく今はコロナ禍何にも出来ない、今の時代にせめて新しいケーブルで音楽を楽しんでみてはいかが?
今まで分からない方に色々言われました、しかし答えは一つ、私は失われて行く音の為にそれを色付けなく後世に伝えたかった、聴いてみて下さい。
そして楽しんで下さい。