ケーブルの検証は常に同じ長さで
ケーブル検証は常に同じ長さで検証する必要がある、何時も同じ長さで正しく作りインピーダンスを測ったり試聴する事が大切と考える、作ってるのがリッツ線だから尚更で当然その長さはミリ単位で揃え作っています。
ウエスタンスピリッツのケーブル検証はピンケーブルは116センチでスピーカーケーブルは2メートルで検証して来ました、当然もっと長いものも短いものも検証したのは話すまでもない事です。
リッツ線のもう一つの理論として長さも倍なら素線の数も倍と言うものがあります、気になったので以前検証してみました、ところがインピーダンスを測ってみても実際に試聴してみても変化はないのです、とは言え何十メートルともなれば変わるかもしれないですが、ホームオーディオでそんなケーブルは必要ないと個人的に思います、普通の方にはそのような細やかな事は必要ないと思いますが、ウエスタンスピリッツは責任が生じますので正しく検証する必要があるのです。
また逆に短い方が音質が優れてる、この考えも確かに私も昔はそうでしたが、答えが出た今、あまり関係ないようです、しかし配線した時の見た目は確かに短めの方が綺麗ですよねその意味でなら短くするのはありだと思います。
何故ピンケーブルを116センチで検証するのか?ですが、お客様の測り間違いで後少しの所で届かない、これを回避していただく為です、一メートルのケーブルを注文された方が、ウエスタンスピリッツのケーブルを正確に測ってみると110センチある事に気が付かれ、たいそう喜ばれた事が何度もあるからです。
スピーカーケーブルも実際注文されたより長く作り送っております、それも同じ事が言えます、それは測り間違いで自分にも足りなかった経験があるからです。
せっかく購入したケーブルが後僅かで届かない、これほどガッカリする事はないですよね、少し長めで作り検証するのにはそんな訳を秘めているのです。
なんでもいい加減はいけません、手順や作り方、そしてあらかじめその日に使う工具や必要な物は一々立ち上がり探さなくても良いように己の手の届く範囲に分かりやすく綺麗に並べて置いておかなければ良い仕事は出来ません。
そして仕事が終わった後必ず元の場所に戻すのは職人の基本中の基本です、一度使ったタオルは絶対使わず洗って乾燥させてから使う、頻繁に手や顔を洗うのも当たり前の事です。
そして常にこざっぱりした見た目を気にしています、髪の毛がボサボサだったり野暮ったい服装にならないように気を遣っております、こう言われないように『ウエスタンスピリッツって常にヨレヨレだよね?あんな汚い爺さんにブログに書いてるようなケーブルなんか作れるんかいな?』そう言われたくないからです。
『良いものさえ作れれば良い!俺はケーブルを作れればそれでいい』そんな話しはないでしょう、人は見た目も大切です、どころか見た目でその方の性格まで決め付けられてしまうのも事実です、見た目も性格の一部である、私はそう思います。
素敵なケーブルをめざして作ってる私が汚い薄汚れた見た目ではいけないと思います、何故このような事を書いたのか?どんなケーブルなんだろう?ウエスタンスピリッツの音ってどんな音なんだろう、常に周りに気を配れない方に優れたちゃんとしたケーブルは作れない私はそう思います。
当然誰も見ていない我が家の中でも、その生活感を出来るだけ表面にださないようにする事です、つまりサッパリした人間になりたいからです。
ウエスタンスピリッツはケーブルは常に全く同じ長さで検証試聴しています。