結局次の日にすべてのケーブルを繋げた
残りは後ニセットのピンケーブル、チャンネルデバイダーからドライバーとウーハー迄繋ぐピンケーブルである、このままでは今までスピーカーまで繋いだケーブルが無駄になってしまう、つまりチャンネルデバイダーからそれぞれの周波数に繋ぐパワーアンプまでのピンケーブルがとても重要になる、しかしそんな時、不注意から痛風になった足は、お酒を抜いて食事制限をしてきたので少し遅れてしまった、でも翌日の朝いきなり腫れがひいてきた『よしっ!後ニセット一気にやるぞ!』そう決めた、下準備は既に完璧に整っている。
私は職人、休んでるのは逆にストレスになります、一気に作って一気に繋いでしまおう、私はアクセントのないダラダラした生活が嫌いだ、家内も私を信じ楽しみに待ってくれている、今回のピンケーブルは全部ノンシルクで外被が絹糸、前日に作り、聴いたツィーターのケーブルは太くがっちりした音だったが、全部繋ぐと今は想像出来ないが良さそうです、遂に極限まで来たリッツ線の音はそれぞれのユニットの動作点迄変えてしまうだろう、多分パワーアンプは負荷が減り楽になるだろう。
昨日の18:30完成、インピーダンスのチェックをして、19:00にすべてを繋いだ、音が鳴った瞬間、思わず絶句…息が止まった、何にも絡まない、すべての楽器はスピーカーからパラリと剥がれた、スピーカーが消えたと言う事です、こんなオーディオは聴いた事がない、またこのようなケーブルも何処にもない、私はリッツ線を作るにあたりどれだけの数のリッツ線を聴いて来ただろう、しかしもう参考にさえならない。
ウエスタンスピリッツは一から研究し、一から作ったからである、とにかくリッツ線はすべての素線の完全なる導通が必要である、それで十年苦しんだがやっとすべての素線の導通に成功した、だからこのようなケーブルが誕生したのだ。
そして何故絹糸や麻糸を巻き付けて作るのか?音が良いからである、私なりに理論はあるが、それを話すとオカルトチックに捉えられるので、もう話さない、話しても自分で巻けない人に語ったところで理解出来ないと思う、私にとって出来上がったものがすべてである。
結局オーディオは頭で考えてるより行動力がものを言う世界である、頭だけで理解出来るほど簡単なものではない、ましてや行動力のない方々はその世界を理解出来ないと私は思う。
何かに取り憑かれたようにまるで鬼のようにやらなければならない、そして第六感的なセンスも必要になるため、結局誰にも理解出来ないのだと思うようになった、しかし自分を超える事の難しさを知った、今までの経験値が勝手にそれを邪魔をする、私は自分で結局何にも分かっていない事に気が付いた、その瞬間から素直になり、飛躍的に伸びたと思う、心がねじ曲がっていてはオーディオは出来ない。
そこから色々なやり方が湯水のように湧き出るようになり、失敗が減っていった、とにかく分からない事を放っておくことが一番良くない、常に何故?を考えている、だいたいの謎は解けるようになってくる、しかし的を射ていないととんでもない事になる、それは一つの事しか考えてないからである、私はそれが嫌だった。
色んな方向から粘着質に見つめ考えていると必ず糸口が見えて達成に至る、ウエスタンスピリッツのケーブルとはそんな感じです、音はガッチリしているが柔らかでクリアーである、しかし一般的なクリアーな音はうるさく薄っぺらく長い時間聴いていられない、しかしウエスタンスピリッツのケーブルとは、音が濃いのです、音は素早く開放的に聴こえるが故にゆったりと聴こえるのである。
そして再生帯域が広い、そこに少しだけアコースティック リバイブのRR-777の力を借りる、スイッチを入れた途端散らばっていた音はキュッとまとまる、低音が鳴らないなどはそのシステムの何処かがおかしいか、聴き方がおかしいかのどちらかだと思う、とにかく自分のシステムやオーディオのやり方を疑う事を誰も知らない、だから永遠とオーディオが理解出来ない、そして永遠と良い音にならない、その悪循環なのです。
先ずは屁理屈をこねずやってみるこれがとても大切です、しかしみなさん行動力が欠如しているし間違えた理論をもっています、『分かっていない』これを肝に銘ずる事です、しかし自分は絶対間違えてない、これを捨ててしまう事が大切です、確かに自分は何にも分かっていない事を認める事は大変な事です、しかし事実だから真実も見えなくしてるのは他でもない貴方自身なのです、私は、その方が余程馬鹿みたいだと思いますが如何?
ウエスタンスピリッツのケーブルはやっと完成したのです、リッツ線を研究してるとき思いました、0.12ミリ単線を108本、これは本当に人間の持つ煩悩の数だったとしか言いようがありません、私は嘘はつきません、本当に素晴らしいケーブルが出来たのです、プロ用のケーブルが素晴らしい?私はそうは思えません、またプロ用のケーブルが特別で真実を鳴らすなんて聴いた事がありません、鳴らせない人の言い訳にしか聞こえません。
貴方のスピーカーシステムにケーブルを合わせるのでなく優れたケーブルとは、真実を届けるだけです、そしてすべての帯域バランスはやはり自分が実際鳴らしてみて大切です、私の錯覚?ではありません、その為に床をしっかりさせ、ラックもしっかりさせ、そのすべてが正しい帯域を整えるにあたり大切なのです。
本当の低音とは極限まで引き締まり、そこからあからさまに鳴るのでなく柔らかにクリアーに鳴らないように低い音階迄軽々と鳴るのです、そしてその様に鳴らないのはやはり何処かがおかしいのです、少なくともウエスタンスピリッツの4560BKでは鳴りました。
これはケーブルの成功を意味します、モニターされ使ってごらんになりませんか?それともまだ信じられないのでしょうか?ウエスタンスピリッツは世間にないから真実を炙り出そうと、このケーブルを間違いなく作ったのです。
しかし何方とも論ずる気もありません、自信あります。