機材の話ばかり

ウエスタンスピリッツは、イシノラボのマルチシステムを特注し、使っている。

かなりのレベルで鳴っていると思う、それ以前に私のマルチシステムは、製造者の平野さんと綿密な打ち合わせをしながら作っていただいた、完全なる別注品である。

ウエスタンスピリッツのスピーカーユニット構成も含め、どの様にしたいのかをこと細かく打ち合わながら作っていただいたものなので、ネットで検索しても私と同じ商品は出て来ない。

それ以前に、イシノラボのアンプを購入しただけで、今のウエスタンスピリッツのような音にはならない、そう思います。

それはイシノラボの平野さんが一番ご理解されてると思っている、マルチシステムを注文するときに、部屋とシステム全体の写真をお見せした。

今使ってる自作のラックは、イシノラボのマルチシステムをトータルで鳴らすべく作った、特別な自作ラックなのである。

このブログを続けて読まれてる方はご存知かもしれないが、以前は横型ラックの後ろに、更に縦型の大きなマルチラック(チャンネルデバイダーとパワーアンプ三台をまとめて設置していた)が存在した。

レコードプレーヤーや、プリアンプや、CDプレーヤーそれらと、完全に隔離したラックを作りたかったからである。

音は静かで良かったが、見た目の大きさや圧迫感が強く、technicsのS P-10Rを購入した事をきっかけに、更にそれらを一つにまとめたかった。

それが今使用している、ニトンの横型ラックなのである、つまり見た目の圧迫感と、整理整頓と音質改善の一石二鳥を狙った訳である。

その時、機材それぞれに繋いでいたノイズカットトランスを、一つずつ時間をおいて外していった。

一台外すごとに音は鮮明になった、しかしいまだに分からないのは、何故一旦外したノイズカットトランスを再び繋いだのかである。

どうしても繋いだ方がいいと仰る方がいらしたからである、でもお伝えになった方のシステムは帯域バランスが崩壊している、そこに早くに気がつくべきだった。

私はトランスを繋ぐ可能性はあるが、二度とノイズカットトランスは繋がない、と思う。

話は戻す、総てを一つにまとめたラックは、手前味噌ではあるが、見事成功したと思っている、アナログのハウリングマージンが各段にアップしたからである

これ一つとっても、如何にスピーカーからの震動対策が、必要なのかを実感せざるをえない。

なのでその一部だけを導入しても、新たな機材を迎え入れる為の、基本を怠っては同レベルにはならない。

換えただけでは、そのもの本来のスペックや、作者が想像するスペックすら分からないと思う。

「今まで使ってきたままに機材を交換したのだから、差が分かる」皆さんはそう思うだろう。

しかしそうではない、更に先へ行くための努力を惜しんではいけないのである。

そこが感性であり経験からくるセンスである、オーディオは音楽を楽しむ為のものであり、音以前に音楽そのものを理解出来てなければならない。

しかし肝心な音楽や楽器本来の音すら誰も理解していない、何度も話す、オーディオは使ってる機材の差を比べる趣味ではない。

電気的な理論だけでなく、導入以前の鳴り方と比べ、奏者の感情の伝わり方がどう変わったのかを、聴きとれなければ理解した事にはならない。

でも残念ながら、音楽を勉強しようにも、真実を書いた文献がないのも事実である。

質の高いコンサートを聴いて感じるしかない、どう感じるかは個人任せになるが、オーディオとかなり違う違和感を感じる筈である。

しかし録音とはその音を録ったもの、実はソフトにはかなりの情報量が入っている。

簡単に話すと、ソフトに入ったままを残さずねじ曲げず、そのままに再生すれば良いのだが、これがとんでもなく難しいのである。

それはなぜか?部屋によって床や壁の強度も響きも違う、そして電源環境も違う。

そんな過酷な環境でオーディオは動作している、コンセントが足りない、他の機材を使うと明らかに干渉する、スピーカーの音が階下や隣の部屋に漏れる。

でも実際コンセントが足りないのはあまり改善が出来ない、楽器本来の音とは、そんなにうるさくはない、スピーカーから伝わるその震動が、入り口である機材を震わせ、スピーカー本体も鳴らなくしている。

つまり肝心な入り口である機材に悪さをしているのである、そしてケーブルがしっかりしてないので、まともな音楽信号が機材へ伝わっていない。

ウエスタンスピリッツはそこを捉え、まともなケーブルを作ったつもりである。

如何に床や壁や電源環境が大切か分かると思う、ケーブルを換える以前に、ラックを自作するなど努力を必要とする。

オーディオとはこれが理解出来るかどうかであり、機材を換えて楽しむ趣味ではない。

システムがしっかりして来ると、少しの差が大きくなる、後は間違いなく妥協なく丁寧に改善重ねていく、これがオーディオだと思いませんか。

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