出来る事から少しずつ確実に
前回のスピーカーケーブルの配線の効果が重なり、かなりの効果があったのはもう間違いない。
先日痛風になってからお酒を抜き、食事制限をしておとなしく静養していたせいか、発作は治まったようだ、左足の親指の付け根が腫れて全く歩けなかった『今だ!』そう思った、今回は後三セットのピンケーブルである、チャンネルデバイダーから高域、中域、低域迄のパワーアンプへ繋ぐケーブルである。
今までスピーカーケーブルとして使っていたものを丁寧に解き大切に保管していた、新たに作るよりも鳴らしていたものの方がこなれているだろうと思ったからです、そのリッツ線を使い新たな作り方で三セットのピンケーブルを作り逐一ご報告致します、新たな作り方になったのと、前回のスピーカーケーブルとは性質が少し違う、スピーカーケーブルに流れるのは電流、よって抵抗値が大切、ピンケーブルにかかるのは電圧なので、ひょっとすると帯域バランスが少し変わるかも知れないが、多分そのままで平気な筈である。
ここも高域、中域、低域のケーブルは同じ長さに揃えて作らなければならないのは話すまでもないだろう、すべて180㎝に統一し切り揃えた、それにしてもこのリッツ線は外皮がとてもしっかりしている、三年ほど使用して来たが、解くと全く傷んでなかった。
確かに外皮が多少透けていても中の素線の皮膜は二種ポリエステルでこすれなどにとても強い、その為に私は総ての線の導通を何度諦めかけた事か、しかし今回はすべての素線の導通が出来る、少し前まではこの線が恨めしく嫌だった、今はこのリッツ線が愛おしく見えるから不思議である。
これで全部終わりと思っていたが、まだ配線をし直したいところが見つかった、少しずつ出来るところからやって行こう。
前回は三セットのスピーカーケーブルだった、今回は三セットのピンケーブルです、性質は違うが前回の結果はかなり良好、かなり期待出来ると思う、乞うご期待。
今年ですべての配線を終える筈だった、しかしなかなか運命がそうはさせてくれそうにないようである。
来年は更なる飛躍の年になりそうです、でも最低ここ迄は終わらせておきたかった。