今までの音は途中経過だった事になります
私はそう思いたくはありませんが、しかもまだ後パワーアンプが三台残っているのです、チャンネルデバイダーから繋がるその三セットのケーブルは、変化が大きい事はもう間違いない、正直今のままでも充分立派な音になっているがやはりすべてが繋がらない、そんな話しはないだろう。
綺麗な音とかそんな言葉はもう見つからない、とにかくウエスタンスピリッツは遂にすべてを手に入れる事が多分出来た、こうなって欲しいそれを全部手に入れる事は間違いないと思う、かなり粘着質に努力してきたがこんなに立派なケーブルが出来るとは私自身想像していなかった、後は繋いだお客様が感じる事である。
それにしても今回は大変でした、ブログには書いていませんが、ドライバーの内部配線とJBL4560BKの内部配線も交換している、と言う事はスピーカーシステムすべてを下ろさなければ出来ない、JBL4560BKは大きいが比較的軽く感じるが、ドライバー&ホーンはとても重い、これらを一人で全部しっかり出来なければプロとは言えない、プロとして当たり前。
『よく一人でやったものだ』作業を終えてシステムを見渡してみるとゾッとする、いくら私が慣れているとは言え、61歳の躰にはこたえた、しかもウエスタンスピリッツはスピーカーシステムの下に赤タモの木が10センチの厚さになるように重ねて貼り合わせ敷いてある、そしてその木材とスピーカーシステムの間に1センチの角材を三個敷いてある、この作業は精度が要求される為なかなか一点が決まらない、どうでも良いような事に感じるが、実はそうではない、この様な事を丁寧に重ねる事でウエスタンスピリッツは音質を改善してきた、最後の最後である、何一つ手を抜いてはいけない。
スピーカーシステムをしっかり繋ぐとはそう言った事である、一気にやってしまっては、ブログをお読みになって下さるみなさんになかなか伝わらない、そして私にも今回のリッツ線が一つ一つどの様に作用したのか分からなければお話しにならない。
大変だったが色々検証出来てとても必要な時間だったと思ったが、その為にはドライバー&ホーンは二回下ろしたり上げたりしなければならなかった、しかしそれに見合うだけの成果はあった。
まだクタクタに疲れている、嬉しくなりろくなものも食べてなかった、そして達成感から少しお酒を飲み過ぎたのか痛風になってしまった、これでは本末転倒である、治ったら一気に残り三セットのピンケーブルを完成させ、繋いでみたいがその変化は少し恐ろしくもあります。
今まで誰もが願い誰もが作れなかったケーブルだと思います、是非聴いてみて下さい。