久しぶりの床屋さん
我々は以前、世田谷の経堂に住んでいた、気が付いてみれば髪の毛がずいぶんのびた、久しぶりで家内に車に乗せてもらい髪の毛を切ってもらって来ました。
食事は昔、下北沢にあった(サラダの店マック)が名前を変えて息子さんが復活させています、味は以前と変わらずなので私はハンバーグ、家内はエビフライを食べました、とにかくご飯がおいしいのです、食べてから夜に食べる調理パンをキムラヤさんで購入してから散髪へ行きました、こちらはきな粉コッペが有名です。
そして経堂の床屋さんシルバーへ行きました、そのお店は床屋さんには珍しくBGMの音に拘りウエスタンスピリッツのケーブルを配線されています、店主が良い音で仕事をする為と、せめて散髪する時位お客様にリラックスしてもらおうとの事みたいです。
ウエスタンスピリッツのケーブルは店主のご要望でバイワイアーで接続されているため、とても良い音で鳴っています、ネットオーディオプレーヤーをマランのアンプに繋ぎB&Wのスピーカーが鳴っております。
個人的に私はB&Wが好きなのですが普通どちらかというとB&Wは現代のデジタル音源の再生に向いている、しかし床屋さんの音とはウエスタンスピリッツが鳴らすアナログを彷彿させる様な音に感じますが、やはり何かが違う、しかしとても上手く鳴っていて聴いてて楽しい。
昨日は当然そのお話になりました、お互い色々な考えを語ってみたのですが、結論はでないのです、床屋屋さんは私を黒ちゃんと呼ぶ『黒ちゃんは感性が鋭すぎるから分かってしまうけど、普通の人には分からなくてもいいところ迄分かってしまう』結局聴いた本人が良いと思えばそれでいい。
私も同感ですが床屋屋さんはこうも話す『その様な感性があるからこのようなケーブルを作る事が出来た』しかし黒ちゃんはブログを読んでも感じるけど自分を追い込み過ぎて少し疲れている気がする、もう良いケーブルが完成したのだからもっとラフになっても良いのかもしれない。
そして『今のままでは自分のキャパを越えてしまい危ない事になりかねない、黒ちゃんはただでさえ危ない、俺はそれを心配している』確かにそれは自分でも感じている、そして自分でこう思った『このままではオーディオがつまらないものになってしまう』と。
私の書いた文章に閉塞感を感じ苦しく感じる方も多いのかもしれない、そう思いました『黒チャンの考えや書きたい事はもう十分伝わってるはず、もっとラフな文章にした方がいい様な気がする』私もそれは自分でも感じているがどうしても私はその全てを書いてしまう。
『今のまま書いてると反感を買う方もいると』言う、人には各々感じかたや理解力が違う、なので自分が真実だと思ったとしてもあまりそこを書かない方がいいと思う。
成る程納得しました、そして今のコロナ禍のお話になったが私はこう感じた『このまま話していたら喧嘩になってしまう』と、お互いの考えはどちらも正解でどちらも間違えていると思った。
ならばオーディオもまた同じと感じた。
私はオーディオの音を良くしようとシステムを改善したわけではありません、色々なパターンで作ったケーブルを正しく検証しようと思ったのです。
しかし自分が思った理想のケーブルは遂に完成したのです、ですからオーディオはもう普通のレベルを越えてしまったのです、ウエスタンスピリッツのオーディオはもう完成したと最近感じます。
つまりウエスタンスピリッツのオーディオはもう終わったと思います、良い音を鳴らす秘策の雛型迄は書いてきました、もうオーディオの音質改善の事はあまり書かない方が良いのでは?と感じます、また感じた事があれば書きますが、これからはせっかく完成させたケーブルを安定して作れたらなと思います。
どんな旅にも必ず終わりは来る、後は読んだ方の理解力にかけたいと思います、そして床屋さん、我々は三十年のお付き合いになります、はじめてお会いしてから変わらぬお付き合い感謝いたします、これからも変わらぬお付き合い宜しくお願いいたします。
楽しかったです。