新たなハイブリット被膜外被
家内はずっと話していました『絹(シルク)被膜と麻(リネン)被膜を混合したような音質の被膜のケーブルは作れないものか』と、しかし私は気になってはいたものの何となく安易な気がしたので否定的だったのです、しかしモニターされた方からご指摘があったのです『シルクとリネンの中間のような音質のケーブルがあっても良いのでは』と。
一気に私に火がつきました、そして家内がネットで検索して見つけていた糸を色も含め複数購入してみたのです、糸の染料による音の差もあると思ったのです、そしてモニターされた方のアンケートの中に『目視ではシルクとリネンの見分けが今一つ』とあったからです。
作って聴いてみるとそのとおりの音質だったのです、しかし染料による音質の差はあまり感じなかった為、色を少しくすんだブルーにしました、肝心な音ですがシルク外被の滑らかさと広がりを感じリネンのどっしりがっちりしたような音も兼ね備えたケーブルになりました、つまり双方の良いところ取り、それを家内と半年間試聴してきました。
音の違いを聴き分けるにはプリとチャンネルデバイダー間が一番分かりやすい事も感じますが、何処に繋いでも変化は顕著で分かりやすかったです。
今回の被膜も手芸用の糸なので季節によって色や用途によって使用目的が違うため、季節もののような扱いになるので見つけるのは大変ですが、何とか見つける事が出来たのです。
今まではモニターされた方が購入する時にシルクにするかリネンにするかでみなさん何度も聴いて選ばれていたようですが、これで少し選択肢が増えたと思います。
その糸とは?シルクリネンと言います、作ってるメーカーによってシルクとリネンの割合が違い、オーディオ用の外被に使うのでシルクとリネンの割合を見つけるのが大変でした、しかし今回も家内に助けられました。
シルクとリネンの音の比率ですが、シルクが八割リネンが二割位ではないでしょうか、しかし実際に使った糸の混合比率は八割と二割ではありません。
これもまたパクる方がいるので公開はしませんが、確かにシルクとリネン外被の混合はありました。
そしてシルク外被の音、リネン外被の音、シルクリネン外被の音は全く違う性格のものになり面白い研究になりました。
人によって使いどころによって人と違う音を作る事が出来ると思います。
これも近々モニター応募にも商品にも追加させる予定です、作る長さにも対応致します。
最近ウエスタンスピリッツは、密かに新たなハイブリット被膜外被を研究していたのです、更に先へ行くために、ある程度の数がまとまり次第ブログで公開致します。