過去を振り返る
個人的な主観で語ります。
ただ昔を思い出し感傷に浸りたかった訳ではありません、ずっと気になっていた所に行って思いを残さず、先へ進みたかったからです。
気がつくとそれから四十二年経っていたのです、しかし輝いていていた頃を私はずっと忘れる事が出来ませんでした。
そして今年還暦を迎えるにあたり、自分の中で一つの区切りをつけたかったのです。
もう何も残ってないでしょうが、行ってみたのです、やはり想像どおりかなり寂れていましたが、私の中で何かがはじけました。
「もう二度と来ることはない」そう思い、一区切りついたのでした、更に先へ行くため私にはどうしても必要だったのです。
ずっと気になってる所があるなら、行ってみるのも良いものです、私の場合、昔とは変わり随分寂れていました、そして完全に過去のものとしてキラキラした思い出に変わりました。
しかしこれからも時代は進みます、強く生きていかなければなりません。
どうしても気になってしかたがない所があるなら考えてないで行ってみるのもいいと思います。
思いを残さず先を見る事が出来ます、そして思いました「今の時代も悪くはない」と。
何時までも「昔は良かった」などと考えていても、何にも始まりません。
過去を振り返ってみるのは心のリセットにもなると思います、私は古きよき秋葉原で仕事をしていました、しかし行く度に勤務していたお店はなくなり、寂しい気持ちになります。
でも私には北海道から出て来てお世話になった高校がずっと気になっていたのです。
そこまで行ってみたのです、確かにそこにありましたが、すっかり様変わりして近代的な建物に変わっていました、そして思いました「これで思い出は、白黒になったな」と、そして「今の時代を生きよう」と。
とてもスッキリしました、思いが強く残ってる所があるなら行ってみて下さい、
もう何にも残ってないかもしれませんが、必要な事だと思います。