ウエスタンスピリッツのケーブル考
オーディオの中のケーブルとは総てを繋ぐもの、それはみなさんご存じのとおりです、私はこう思います、オーディオは入り口から出口まで気を抜けません、総てが合わさって鳴っているのです、ならばオーディオケーブルは脇役でもアクセサリーでもありません。
その総てはお互い何主張することなく、お互いどうしをを引き立たせてなくてはなりません、特別な事をせず足さず引かず、見た目はごくありふれていてシンプルであること、手に取った方がそう感じる事。
ケーブルは録音されたそのままを次へ伝える、その様なケーブルを作りました。
なので自分のシステムだけでなく、色々なシステムを聴き歩きヴィンテージやハイエンド総てのシステムに対応出来るケーブルでなくてはいけません。
自分なりの理論と経験を生かし、リッツ線の事を理解する事から始めましたが、最後は耳で判断しました。
かなり時間がかかったので、家内にも『正気ではない、貴方はかなり狂ってる』そう言われました、しかし妥協なくリッツ線が出来上がったとき聴いた家内は言いました『こんなに開放的に鳴ってるのに全くうるさくない、しっかりした鋭角で優しい音だ、そして一切ボケていない』と。
そしてこう思いました、総てを繋ぐオーディオケーブルにウエスタンスピリッツ固有の音などあってはならない、録音されたそのままを次の機材へ届ける事です、つまり特長のないのがウエスタンスピリッツケーブルの特長です。
それを証明するためにウエスタンスピリッツは先ず自分のシステムを極限まで鳴らしてみたのです、総てはケーブルを検証するために。