低音は鳴らないように鳴らす
昨今のスピーカーのように、あからさまな低い周波数を耳で感じるのでなく、生のコンサートを聴くと、もっと軽く爽やかで、下っ腹に響くように聴こえます。
幾度となくブログで、その鳴り方を何とかお伝えしようと書いてはみたものの言葉が見つからず、人によって理解度も感じ方も違うため、その音を言葉にするのはとても難しい。
床や壁が震える程の低い周波数ではありません、あまり低い低音は締まりがなく気持ちが悪いものです。
低音はあからさまに鳴らすのではなく、引き締まって重厚で下っ腹で感じるように鳴らす、これが本当の聴きやすい低音のような気がしますが、皆さんはどの様に感じていますか。
素敵な低音は鳴って聴こえるのでなく、さりげなく漂うように、下っ腹に来るような雰囲気にならなければいけないような気がします。