安定したものを作る大変さと必要性
私はウエスタンスピリッツケーブルの作者です、たまたま試しに作ったケーブルの音が良かった、ならばと同じ作り方で同じ素材を使い作って聴いてみる『あれっ?音が違う』そう思う事がある。
試しに計測器で計ってみる『インピーダンスが違う、しかも左右で』これがたまにある、『これでは話しにならない』私が作ってるのはオーディオケーブルです、例えばピンケーブルで0.02Ωと0.03Ωの違いはえらい差になって繋いだシステムから鳴ることになる、これをクリアーする為にとても大変だった。
私は常に安定した音質のケーブルを作りたかった、そして端末の導通の正確性を疑ったのですが、世の中にはケーブルを作り生業にしている方がいらっしゃる、しかしみなさんリッツ線でないからかあまり気にされてないようである、しかし測り方でもその差はある、私はそれも知りたかった。
私はそれが嫌だった、現に音が全く違うからである、我が家にある市販のケーブルはそれがとても多い『だから当たり外れがあるのだ』と思った、しかしお金をいただいている以上当たり外れなどあってはならない。
私はそれを努力で当たり前に作れるようにしたのです、するととんでもないケーブルが作れた、そんな感じなのです、当たり前のものを当たり前に作りたかった、しかしそれがいかに大切で大変だったのかと言うことになるのです。
何でもそうですがやはり基本が一番大切ではないだろうか?本来当たり外れなどあってはならない、しかしこの当たり外れはかなりの頻度であるのです、ましてやオーディオケーブルは左右揃って初めてまともに鳴るのです『これはスピーカーのセッティングにも影響する』音質以前に大切な事です。
私は当たり前の事を当たり前にしたかった、真面目だとか努力家以前のお話です、私の考えは間違えていますか?