母の施設へ
昨日母の暮らす施設へ行って来ました。
久しぶりで会った母は元気でした、三月に一度伺ったのですが、その時は遠い席に座った母に手をふっただけでした、母は笑顔になりこちらに手をふっていました、その笑顔が忘れられませんでした。
早いもので母を施設へ預けてから、一年と二ヶ月です。
前回会った時はまだ私の顔も家内の顔も覚えていました、他の事はもうとっくに忘れた筈なのに。
今回元気そうでしたが、認知症はかなり進んでいました、母は我々がいくと、涙目になり手を合わせ拝み喜んでいるのです、私が『俺のこと分かるか?家内を指さし誰だか分かるか?』と聞きました、すると我々を指さし笑ってるだけ、そして『分かる分かる大変だったな』ひたすらこの言葉を繰り返すだけです。
他に言葉はありませんでしたが、終始何やら頓珍漢な事ばかり話していました、もう親戚の人の話をしても全く会話になりませんでした。
悲しくなりますが、これが母の現実です、受け止めなくてはなりません。
ずっと気になっていたので顔を見られただけで良かったです。
母が手厚い介護をうけているのは母の表情で分かります、親子ですからね。
母さんまた行くね。
家内へ今日は一日車の運転ありがとうございます。