ウエスタンスピリッツのケーブル
誰も作れなかった真実のオーディオケーブルを作りたかった、市販のケーブルも随分使ってみたが昔からたいして進歩はしていないと感じた。
被膜である、何故もっと軽くて余計な音の付かないシンプルな素材を使わないのか不思議でならなかった、そして高価にみせる為か太すぎる。
重すぎて端子どころか機材ごと持って行かれそうだ、現に配線してるときあまりのケーブルの重みに機材ごとラックの後ろに落下してしまったと聴いて大笑いしてしまった事もあります。
借りて聴いてみたが、安価で売ってるケーブルの方が音が良く『こんなものか』と思ってしまった。
そして今中国製の偽物が堂々とネットで売られている、私も試しに何本か購入してみたが、立派なのは見た目だけで実に貧弱な音でした、ケーブルは太さや重量だけではないことが分かった。
しかし上手に誤魔化して作るものです、あれこそプラシーボ効果だと思った、そもそも太いケーブルに私は昔から良いイメージを持っていない。
そして三十五歳の時に師匠が作って持参されたウエスタンの絹巻きケーブルを聴いて腰を抜かす程驚いた、絹巻きとは言ってもウエスタンが初めから施した被膜は解いて、師匠自ら絹糸を巻き付け作られたもので、市販されてるウエスタン絹巻き線とは似ても似つかぬものだった。
私のケーブルは今は一切ウエスタンの単線は使っていないがそこから独自に発展したものである、今はリッツ線に進化しました。
リッツ線を作るにあたり以前住んでいた調布の図書館へ毎日一日中通ったものだった、雛形があったのでリッツ線を理解できてからはその理論と経験とセンスで、五年程かかりリッツ線は完成した、今のような音にするにはどうしても優れたリッツ線が必要だった。
これ以上ない位に音質改善してきた私のオーディオは、作ったリッツ線を試聴するのにとても貢献してくれた。
そして思った『世間で売られているリッツ線は本当に優れたリッツ線の計算をしていないのではないか』と。
とにかく今まで誰も作った事のない究極のリッツ線を作りたかったその一心だった、そのリッツ線を作る為にウエスタンスピリッツはオーディオシステムの音質改善をしたのです。
ウエスタンスピリッツのリッツ線とは、作った音ではなく、現代的で広い再生帯域を持ちしっかりした癖のない音が特長です。