アナログの音がおかしい
ウーハーとアナログと電源ケーブルを除く総てのケーブルはリッツ線になった。
違和感なく色々なCDを聴いていた、その後アナログを聞いてみた、うんっ?濁った様な古い音がした。
暫くそのまま聞いていた、全体を見張らすとぼんやり分かってきた、今は、CDラインは総てリッツ線が支配している、アナログは、MCヘッドアンプからプリアンブまでだけがリッツ線になっている。
シェルのリード線、トーンアームの内部配線、ピックアップケーブルは総てウエスタンの線だったのだ、総てがウエスタンの線で統一されていた時は、明らかにCDよりもアナログが勝っていた。
やはりケーブルにはストーリーみたいなものがあるのかも知れない、リッツ線スピーカーケーブルを作って、CDラインが総てリッツ線になり、ウーハーを除く総てに配線した時、作っている私本人が、ケーブルでこれほどの変化になるとは思ってもみなかった。
それがアナログ再生で見事に暴露されたのか、と言うよりバランスが崩れた、この結果はどちらが良い悪いではない、たんに合わないのだ。
リッツ線ならば総てリッツ線、ウエスタン(または裸単線)ならば総てにウエスタンと言う事なのか?と改めて感じた。
合わせるとお互いのコンセプトは悪い方へ傾くのではないだろうか?また優れたセンスで、繋げる場所の匠で使い分ける事も出来るのかも知れない。
しかし、今私がやるべき正しい方向は、シェルのリード線、トーンアームの内部配線、ピックアップケーブル、プリアンブの内部配線、これら総てをリッツ線にしてみる事ではないだろうか、そう思った。
また仕事が増えた、でもやってみよう、そこから崩すのは総てをリッツ線にしてからでも出来る。
総てを徹底的にリッツ線化してみよう、幸いにも0.12ф27本リッツ線はとてもしなやかで柔らかい、アームの内部配線にも対応出来ると思う。
リッツ線の表皮効果の改善効果で、かなりの変化が期待できる。
なぜならば、そこはアナログの入り口だからだ、変化は大きい筈だ、そこから増幅される数値はかなりのものになる、リッツ線の表皮効果の改善効果の性格がそのまま拡大される筈だ。
少し辛いが、また新たな楽しみが増えた。