飯田橋のびぜん亭(ラーメン)
東京の飯田橋に、とても美味しいチャーシューメンを食べられるラーメン屋さんがある、場所は神楽坂と反対側の富士見町にある、私と同じにファンになり通っている方はとても多いと思う。
見た目はごく普通のしょうゆラーメンなのだが、この当たり前の味のラーメン屋さんが最近あまりなくなった、最近の新しい店に行くと鰹節系?魚介系?の脂ギトギトのあり得ないこってり系つけめんばかり、私は正直うんざりである、スープが最後まで不味くて飲めない。
びぜん亭のチャーシューは豚ばら肉で、箸で掴めない程柔らかでトロトロになっている、直ぐに良い香りを残しながら口の中で消えてしまう、その味加減がラーメンの中に入ると、正に絶妙なのである、スープを全部飲んでしまう、阿佐ヶ谷の航海屋もチャーシューが上手いが、またジャンルが違う。
鶏だしのあっさり系のスープなのだが、旨味が凄くあるのだ、嫌みや臭みは全くない。
開店時と閉店間際のスープの濃さが全く違うのだ、私はびぜん亭の閉店間際のスープが大好きだ、濃厚そのものである。
昔荻窪に丸福(青梅街道沿い)があった、今は私の行っていた青梅街道沿いの丸福はもうない、しかし丸福で修行したのか?違う丸福?は今も荻窪と西荻窪にあるが、そこは全くの別物である、味が似ても似つかない。
その系統とは違うのだが、私はびぜん亭で食べているとなぜか青梅街道沿いの丸福の大盛り卵チャーシューメンを今も思い出す…丸福は美味しかったのだ。
びぜん亭は、時代を30年位タイムスリップしたかの様な、正に昭和の懐かしい味がする。
東京の飯田橋に行かれた時は、是非ともびぜん亭を探し、大盛りチャーシューメンをご注文してみて下さい、貴方がもし、鶏ダシあっさりしょうゆラーメンがお好みならば、はまること絶対間違いなし。
因みに、女性でもびぜん亭の大盛りチャーシューメンはあっさり軽々と食べられてしまう、量も他と比べ多くはないと思う。
他のメニューは見る必要なし、御注文は、迷わず大盛りチャーシューメンのみである。
書いてたら食べたくなってきた。
しかしオーディオケーブルを作らなければ(笑)