総武線船橋のお客様のリスニングルームへ。
ずっとここ10年位、年賀状だけのお付き合いになり、少し寂しく気になっていた。先週、突然連絡があった。胸を患い、手術されたと聞いた、大丈夫かな?
電話のたわいもないお話から、ご自分では術後なので力が入らず、大きなオーディオシステムを使う事に少し疲れた感じに聞こえたのである。
久し振りでお会いしたお客様は、術後にも関わらず意外とお元気だった。早速お部屋へ。もう暫く鳴らしていないのが分かった。311の震災後、昔私が作ったスピーカー下の足も壊れ、その頃から時を同じくして、お体もこわされたようである。
ドライバーが繋がっていなかった。早速繋げ持参したCDを聞いてみた。暫く電源を入れてなかったので仕方がないが、音に遊び心も艶もなくノイズが出ていた。しかし、音は鳴らしてる内に少しずつ蘇って来た。
アンプは、GASのテァドラとアンプジラである、DC漏れを起こす、とても危険なアンプである。
そしてアナログを鳴らしてみた、音が出ない。カートリッヂの出力やあらゆる所を磨いたが変化なしである。しかしプリからだんだんとノイズが出てきた。
CDは鳴るのである。フォノの回路かも知れない。当然トーンアームの出力もアンプのフォノ入力端子も磨いてみた。これから色々試し、駄目ならばアンプをCROWNに交換するしかない。
私も使っていたが、GASは音は良いのだが、とても接触不良が多いのである。それが度重なりスピーカーも焼き、私は以前CROWNに交換した経緯がある。
そうならなければ良いが、かなり心配である。
早急に手を打たなければ。