スピーカーから七メートル
確かにあるのかも知れませんが、そんなに簡単なものではありません。何をして、スピーカーから七メートルを解いていらっしゃるのか説明がつかないのです。
その証拠にスピーカーボックスやリスニングルームには、いろんな形状があります。それを無視した理論だと思います。スピーカーから七メートル離れて聞ける方は、きわめてまれだと思います。
人には各々理由があり、分からないではないですが、そんな理論はまるで風水の様なものに感じます。
お部屋にもよりますが、スピーカーから大体1.5m位ごとに後ろに下がっていくと、低音が鳴る、鳴らないを繰り返します。
さて、これをどう解明するのでしょうか?実際に聞いてみて下さい。
私は確かにハッキリ感じます。
これが、低音の鳴る、鳴らないの法則ではないでしょうか?
いくら機材を高価なものに換えても、素敵な音質にはならない、その答えがここにある気がしてなりません。
電源も含め、総てがしっかりしたシステムに繋げて初めて、超高級品はそのスペックの差を出すのだと思います。
その低音とは、素敵で軽く言葉にしがたく、もっとゾッとする様な圧倒的なものなのです。
人が楽器を演奏する前の一瞬の気迫の様な、楽器の周りの空気が一瞬動く様な、風の様な音の事です。
凄い気迫があります。
その風の様な音を、ウエスタンスピリッツはもっともっと再生したいのです。
スピーカーから七メートルと、簡単に答えは出ません。そして、二本のスピーカーを内側に振ったセッティングでは、オーディオは絶対に上手く鳴りません。