エール音響 1710Be
千葉のIさんに去年譲っていただきずっと使って来ました、以前人から借りたエールのツィーターはLCネットワークだったからか、あまり真価を発揮しませんでしたが、今はマルチになり俄然実力を発揮しました。
音はクリアーで強いのですが、私のは振動板がべリリュームなので、付帯音が殆どないのです、その為あまりツィーターが主張しないのです。
しかしこのツィーターを繋げると、ウーハーやドライバーの音まで牛耳ってしまうのです、いかに帯域バランスが大切なのかが分かります。
ツィーターを外すと低音は抑えがきかなくなり、鳴りっぱなしになってしまうのです。
総ての帯域は絶妙なバランスの中で、支え合って鳴っているわけです。
それまではTechnicsのEAS‐9HH42を使っていましたが、こちらは振動板がチタンで磁束密度も低く、比べるとエールの圧勝です。
シンバルもただシャンシャン鳴ってるだけでなく、ミュージシャンが実に多彩な叩き方をしてるのが分かるのです。
いかに磁束密度が大切か実感致します。
やはり高額なものは精度があり、その辺しっかり作られているものです。