至福のひととき、ゴンザレス ティオペペと極上の音楽
ゴールデンウィークも残りわずか、船橋のIさんは昨日我が家にレコードをお忘れになった。
そこで今日の日程の総ては繋がった。Iさんがお忘れになったレコードを船橋へ持参して、Iさんへ手渡す。
その後、家内と船橋の中華料理の老舗、東魁楼(とうかいろう)へ行った。昼時を僅かに外したのでいつも満員のテーブルは少しあいていた。
家内ははじめてである、五目チャーハンと海老の辛いワンタン、私は広東麺を食べた。ピカ一ではないが、やはり東魁楼は美味しかった。
そして品切になった我が家の調味料や夜のパンや食材をあちこち歩き回り探して購入した。そして、千葉のIさんから美味しいと伺っていたスペインのシェリー酒ゴンザレス ティオペペを探しに船橋西武へ行った。
地下一階のTHE GARDENにあった、一本1625円だった。ネットよりは高いが、飲んでみたいので購入してきた。
ゴンザレス ティオペペは世界中で超有名なシェリー酒である。さて、その味はどうなのだろうか?
香りが甘い梨の様で赤ワインの様にツンッ!!としたところがなくまろやか。飲んでみると淡く、とにかく美味い、嫌みがなくスッキリしている。
今日、自分のチョイスした肴が少し残念だった。パンはドゥリーブルと、チーズはブルーチーズを購入して来るべきだった。
しかし、家内はたくさんのワインを飲んで来た割にはあまり合わなかった様で、直ぐにKIRINの一番搾りに変更してしまった、でもそこがやはり、いつもの家内なのである。
でも私は、スペインのシェリー酒、ティオペペが気に入ってしまった。
そして音楽はクラシックのオペラから家内のお気に入りの松田聖子のパイナップルへ…う~ん美しい…
それにしても、今の松田聖子の声とはずいぶん違い、声は太いのに低い声は安定せず太く高い音域も伸びないが、やはりそれが若いと言う事なのか、でもやはり若く可愛い声である。
しかし彼女は、やはり他のアイドルとは全く違うものを既に持っていたのを感じる。
貴方のオーディオ装置は、松田聖子を聞きながら、スペインのシェリー酒、ティオペペを飲みながらこれだけの事を語るほど鳴っていますか?
ウエスタンスピリッツはそれを真剣に問いたい。松田聖子のレコードはとても鳴らすのが難しいのである。鳴ってないよね?
CBSソニーのレコードは聞いていて定位を追うと目が回る音が悪いと、みんなそう話す。私もそう思っていた。しかし、ちゃんと鳴ってみるとそんな事はない。
レコードもオーディオも貴方が鳴らせないだけである。鳴らないレコードやCDは本当は存在すらしないのである、でも少し酔ってきた。
スペインのシェリー酒、ティオペペはスッキリしていて美味しいと思います。
日本の九州、熊本の米焼酎(大石)と同じ臭いがした。そう、大石はシェリー樽で3年、ブランデー樽で3~5年、熟成させた焼酎である。なかなか見つからないが探してみて欲しい。
今日は、たくさんのレコードを聞いた、おやすみなさい。