調布のトンカツ屋さん かつ元
今回はオーディオとは全く関係ないお話しですが、お付き合い下されば幸いにございます。
今日はゴールデンウィークの最終日、朝風呂から出てきた家内が突然、かつ元食べたくない?と言ってきた。
昨夜から今日はゴールデンウィークの最終日なので、近場で食べて家でのんびりしようと話していたのに、急にカチッ!とスイッチが入ったらしい。
タイムズで車を借りて行ってきた。千葉から調布まで何と四十五分で着いてしまった。高速は総てスルーで、とても空いていた。
調布を離れて一年二ヶ月ぶりである、マスターもおかわりなくお元気そうだった。そして、時間のブランクは全く感じなかった。
そして、相変わらずとても美味しかった。川口から電車を乗り継ぎ来られたお客様もいらっしゃった。家内は海老フライ、私はヒレカツを食べた。ここのトンカツは量が多いのに油と、ころもが素晴らしく、全く胃がもたれる事がないのである。やはり、同じだった。
そしてマスターに、我々が調布から千葉に引っ越した事を告げた。最後慌ただしくなり、ちゃんとお別れ出来てなかったのであるが、そんな事は全く不要な様である。
マスターは市川に詳しいらしく瓢亭(武蔵野線市川大野にある、ひさごてい)のお話しをしてみたら「あの餃子はでっけぇよなー」と話していた。やはりたぐいまれな、不思議な縁を感じた。
話は尽きないが「また来ます、ごちそうさま」と言ってお店を後にした。
そしてなんとなく以前住んでいたマンションを見たくなり向かって行くと、大家さんと偶然の再会が出来た。
不思議だ、二度と合うはずのない大家さんと再会出来たのである。私はお世話になったので、合いたかった。これは偶然と言う簡単な問題ではないと思った。
住んでる時はあまり顔を合わすこともなかったのに。今日は家内の急な提案だったが、間違いなく何かが我々を調布へ引き寄せてくれたのである。
調布は今、再開発で建築ラッシュである、あちこち新築の戸建てが建って、町並みがかなり変わっていた。布田の駅も綺麗に様変わりしていた。
ありがとう調布、ありがとうかつ元、ありがとう大家さん、十二年間本当にありがとう。懐かしかった、また行くよ。
帰りの高速も全く混んでなかったらしい。と言うのも、私は急に眠くなり殆ど寝てしまったのである。目覚めると現自宅近くのインターの出口だった。でも今年のゴールデンウィークは、とても有意義に過ごす事が出来た。家内よ、ありがとう、運転ご苦労様でした。
明日からまたオーディオ漬けの日々が待っている。宜しくお願いいたします。