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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
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デンオン(デノン)DL-305

私は、本当にたくさんのカーリッヂを所有してきた。その中で、長い時間聞いていて疲れなくあまりジャンルを選ばず使いやすいカーリッヂは、スバリDL-103だ、それは昔使っていた305を再度手にした今でもやはり変わらない、しかし、305は調整が神経質で決まればかなり高スペックを引き出せる、特に針圧とアームの水平にとても敏感な事だ、安価なものからそれなりの音をだすのは比較的容易い、しかし高級品からそのスペックとエネルギーをいかんなく取り出すのは、やはり容易な事ではない。
システムの使いこなし総てが変わってくるかの様だ。やはり103と比べダイナミックレンジがまるで違い、歪みが少ない。
物足りない位滑らかで清らかなのである。
今日でまる三日目である、かなり音の粒が立ってきた、良いものは初めから良い、それは確かだ、聞いてる内にどんどん情報量が増えてくる、カーリッヂは発電機だ、こなれてきて音も太く大きくなってくる気がする。
そしてカンチレバーが振動に強い、103に比べてぶつかった様な音がしない、歪みの少ない証拠だと思う、高域もよくのびているが、うるさくなく品が良い、数少ない名品ビクターのL1000やオルトフォンMC-7500等色々使って聞いてきたが、共通点は歪みが少ないところだ。
他にも名品はたくさんあるが305はかなりいいせんいってるとおもう。
ただしあまりトランスとの相性は良くないようだ、ヘッドアンプを推奨したい。私は針圧を1.2グラムに定めた、立ち上がりもカンチレバーが細長いので、いくぶんトロさを感じるが、それも変わってきた、う~んDL-305はDL-303の遥か上にある、それは確かだ。
しかし燦然と輝くDL-103のコストパフォーマンスはやはりかなり強烈だと改めて思う。

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