色々なレーベルのレコード
個人的にあまり知らなかったが、海外には実にたくさんのマイナーレコードレーベルが存在する。
名演奏のマスターテープを大手から借りて録音し、安価で販売するレコード会社が昔はたくさん存在したのである。特にクラシックである。
ちょっと聞いた位なら分からないが、腰を据えて真剣に聞くとその差は一目瞭然だった。
テープのヒスノイズが多く、音の潤いや帯域ののびやホール感があまりない。想像するにあまり優れた機材を使用してないのではないだろうか。オリジナルを尊重し、あまり音を作ってない気がする。
それとやはり使いふるされたマスターテープでは、なかなか再現は難しいのだと思う。
当時は安価で購入出来た、珍しい数の少ない名盤も多いので、コレクターは結構いらっしゃると思う。
しかしやはり音源はちゃんとした正規のメーカーが間違いなく優れている。
色々なお国柄の音も確かにある、そこがマイナーレーベルの魅力でもある。しかしマイナーレーベルのレコードも並外れた変な録音はあまりないと思う。
ウエスタンスピリッツは、マイナーレーベルのレコードを200枚?程所有しているが、その中の何枚かは中古市場に於いて、結構高値が付いているものが存在する事を知った。
今まであまり聞かなかったが、たくさん聞いてみた。総て演奏は面白かった。
ウエスタンスピリッツは鳴らないレコードが減ってきた。しかしやはりオリジナルレーベルの方が圧倒的に音が良い。
これだけはどうにもならないと思う。しかしシステムがレベルアップした今、以前はつまらなかったマイナーレーベルのレコードも、上手く鳴る様になった。
異次元のオーディオ構築を目指していると、鳴らないレコードが減り、上手く鳴るレコードが増えてくる。