ウエスタンスピリッツ リッツ線シールドケーブル
ウエスタンスピリッツは色々チョイスしていただこうと色んな種類のケーブルを作った。
その結果を時間をかけて総てをつぶさに聞いてきた、正直もっと早く答えが出ると思っていたが、それは大きな勘違いであった。
まだ変化を続けているが五ヶ月聞いてきて、総てに於いて優れたタイプは。リッツ線の絹巻き平行シールドケーブルだと結論が出たのである。
やはりノンシールドケーブルは、付帯音が少なく鮮やかなのだが、色んなジャンルや場面で聞いた時、やはり音が薄く感じる事が多い。
シールドケーブルは、いっけん響きが減って聞こえるが、ノイズに強いためか、静かでリアルで太く、音が濃いのである。
特に小音量で聞いた時に、はっきりと分かった。本当の意味で情報量が多いのは、やはりシールドタイプだった。
私はアナログもたくさん聞くが、ケーブルの試聴はCDでクリス・ハートのハートソングを一曲決めて聞いてきたのである。そのアルバムの中に《旅立つ日》と言う曲がある、その曲をひたすらケーブルを取り換え聞いてきたのである。
それは何故か?楽器が少なく声が強く、はっきりと入っていて、私には分かりやすいからである。
オーディオ再生の中でも一番難しいのは、やはり人の声である。これが上手く鳴らないケーブルは個人的に良くないと思えた。
他のジャンルも確かに聞くが、この曲を何度もリピートさせ、一点を見据え聞いているとケーブルの違いがよく分かる。
全帯域とその広がりや奥行き感やスピーカーから剥がれた様になるケーブルはどれかを聞くのであるが、最近リッツ線のシールドタイプの平行絹巻きタイプだと思ったのである。
この一点でウエスタンスピリッツは行こうと決めた。ウエスタンスピリッツはこれまでに、数々の対策をうちシステムの鳴り方が大きく変化した。
ケーブルを完成させた時は、今考えてみると、まだその途中だったのである。そして、また持論が引っくり返るが、最近その総てがとても安定してきた。
ノンシールドケーブルにも確かに一理あるが、安定して極限まで鳴ってきたシステムが、シールドは必要ありと決めたのである。
まだまだ細かくは変化するだろうが、もうぶれる事はないと思う。