英ちゃんの白内障手術
今日はオーディオのとは全く関係のない、私の大切な母のお話である。昨日、母は白内障手術を受けた。
母は少し前に左目が白内障と診断され、手術の前に色々検査を受けていた。
しかし、高齢の為、内科で処方されている動脈硬化を予防する薬を服用していたので、街の設備のない眼科では手術が出来ない事が分かった。その結果を知り、母はガッカリ落ち込んでしまった。楽しみにしていたのだろう、かわいそうに。
近所に、緊急医療に携わっている詳しい方がいらっしゃるので、色々伺ってみた。
滅多にないが、もしも手術中に出血があったら、飲み薬との兼ね合いで、やはり街の眼科では対処できないので、眼科に強い総合病院が良いのではとの事だった。
そして千葉県の市川総合病院(ここは歯科大だが、眼科が有名との事)を紹介されて伺ったのである。今服用している薬も含め、ここの病院では手術可能です、との事だった。
三週間待たされたが、母が少しでも良くなるならなんとかしてあげたい、ただその一心だった。
白内障が進むと目からの情報が極端に減るため、痴ほう症が進むかもしれない、との事だった。
最近母は何を伝えても、すぐに忘れてしまう。そして同じ話を何度も繰り返す。これは典型的な痴ほう症の症状の始まりだと思った。
そして全く外へ出なくなってしまった。少し感情の起伏が激しく鬱も重なって来たように思う。
さてどうなるだろうか。
手術は無事成功の様である、特に痛みも訴えていない。心配なので一晩入院の手続きをしておいて良かった。
一晩休んだらいい、そう思った。案の定母は眠くなったと話した。やはり怖かったのだ、期待していた手術が終わり、眠くなったのだろう。
明日、母を迎えに行きます。おふくろ…手術お疲れ様、おやすみ。