輝ちゃんの補聴器
今日はオーディオとは関係のない父の耳のお話しですが、お付き合いいただけたら幸いです。
父は陸上自衛隊勤務だった。射撃の訓練がある、耳栓を忘れた隊員に貸してあげたのがよくなかったらしい。
右耳はほぼ聴力ゼロとの事だった、左耳は少しは聞こえるらしいのだが、今年85歳になり、以前購入した補聴器は全く意味がない様に思われた。
母の白内障手術を控えている、色々話をしていても聞こえないので頓珍漢な答えが帰ってくる。
これはまずいと思っていたところに、COSTCOからメルマガがきた、値段もかなり安い。何より、耳の特性を調べ購入した補聴器の周波数を調整してくれるとの事だった。
そして予約した日にCOSTCOへ行き、耳を細かく2時間検査していただいた。その結果左右両方の耳に補聴器を付けた方が音の方向が分かってベストとの診断結果である。
父は即決した、約一週間で調整された補聴器が入荷したとの連絡が入った。それから一週間なかなか良いようである、購入した次の日の朝、一時間位音が固く感じたが、普通に話す音量で父の耳は聞こえている。
COSTCOのお話しでは、後二段階周波数のレベルを上げたいが、慣れてないので一気には出来ないらしい。少し時間をかけて調整していく様である。
我々夫婦は新居に越してきて、両親と同じ屋根の下に住んで、色々な事をクリアーしてきた。
今は毎晩両親と飲んでいるが、父は確実に耳が聞こえる様になった。
これから調整で後二段階補聴器の感度を上げていくらしい。
それにしても時代は進み、補聴器のレベルは格段に進歩をしていた。小さなパソコンの様なものになっている。左右の耳につけた補聴器は、互いにやり取りをして微妙に調整をしていると聞いた。
これからが楽しみである。