ケーブルの長さ
ウエスタンスピリッツは、オーディオケーブル屋である。本当に優れたケーブルとはどんなケーブルなのかずっと研究してきました。
そして当然色んなシステムに繋がれるので、長さにおいても研究してきた。
そしてリッツ線が優れている事に気が付いた、本題の音の優れた長さはラインケーブルで110㎝、スピーカーケーブルならば、250㎝が限界である。しかし、電源ケーブルはその範疇にない。
それ以上長いと、音は大体10㎝毎に減衰してゆく。この長さはリッツ線に限った事ではない。リッツ線の理論上、長さが倍になれば素線の数も倍になるが、実際に作って聞いてみても、その理論はあまりあてにならなかった。
リッツ線は、短くするほど確かに、同じ素線の本数ならば、音の密度は高くなる様であるが、音が良いのはラインでだいたい100㎝である。
スピーカーケーブルで220㎝である。そしてリッツ線を作ってからウエスタンスピリッツでは、スピーカーケーブルの端末にバナナプラグを介しても音は劣化しなくなった。
しかしウエスタンスピリッツが約三年の歳月をかけて開発したリッツ線とは、今まで幾多のメーカーが開発したリッツ線とも全く構造が違うのである。当然過去に崇拝していたウエスタンの素材で作ったケーブルとも違い、音は端正で清らかそのもの。
ウエスタンスピリッツのリッツ線はホット側だけで、グランド側は1.6㎜φのPEW単線一本である。
電子はグランド側からホットに流れ、電気はホットからグランド側に流れる。
しかし、オーディオは交流である、そこに何かがあるのであるが、私には未だに説明がつかない。
しかし簡単にスピーカーケーブルを作ってみると分かる。ホットは撚り線で、グランド側に1.6㎜φの単線を使い平行に作るとウエスタンスピリッツのリッツ線ほどではないが、音の良いケーブルを作ることが出来る。
ウエスタンスピリッツは、そのホット側のリッツ線の素線の数を、太さも含め徹底的に研究したのである。
しかしケーブルの音を最後に決めたのは耳だった、オーディオは理論通りに作っても、計算で割り出した音にはならないのである。
でも計算である程度近い数値(音)になるのも事実である。LCRメーターで音質の優れた長さで、出来上がったリッツ線の抵抗を測ったが測定不能だった。
そこには間違いなく長さが関係していた。測定器で測って優れたケーブルは、確かに音質も良かったのである。
説明はつかないが、証明したようなものである。市販の値段の高価なケーブルをLCRメーターで測っても大した数値ではない。
ウエスタンスピリッツのオーディオケーブルは絹糸を強く隙間なく巻き付けて引き締めて作る、絹糸は、静電容量が少ないからである。
絹糸よりも静電容量の少ない被膜も確かに存在するが、音質が悪い。ウエスタンスピリッツのオーディオケーブルは音質の為だけに作っているのである。
ウエスタンスピリッツのオーディオケーブルは、音の情報量が桁外れで、分離や解放感、音の奥行きや広がりが他のケーブルと段違いである。
そして低音が良くのびて、音が強く優しく、他のケーブルより明らかに同じボリュームで聞いても、音が大きくなる、しかし、静かである。
ケーブルに適切な長さは確かに存在する。
ウエスタンスピリッツには確かに色んな種類のケーブルが存在するが、モニターされるなら絹巻き平行シールドタイプをおすすめ致します。
一ヵ月聞いて合わなければ返却していただいたらそれでかまわない。貴方は返却の送料負担だけである。販売してるケーブルをただで聞ける、こんな会社が存在するだろうか?
私は、絶対的な自信があるので、分からない方に無理にすすめようとは思わない。
聞いていただき分からなければ、感想と共にただ一ヵ月で返却していただければそれで構わない。私は貴方の意見をこれからのケーブル開発の参考にさせていただくだけである。