部屋の温度と湿度
CDならば、あまり関係がないと思いますが、絹巻きケーブルやスピーカーやアナログのカートリッヂは、大いに関係ありです。
特に温度は、アナログのカートリッヂです。構造上の問題で、カンチレバーを支えているダンパーの硬度です。
ダンパーはゴム系なので、温度が低いと硬化してカンチレバーが動きづらくなります。スムーズに針先が動けないので、ささくれた歪みっぽい音になります。でも、空調などで室温を上げて鳴らしているうちに緩んで来ます。
湿度は低い方が音が軽やかで良い様です。ウエスタンスピリッツの絹巻きケーブルは、被膜が絹ですので、湿気も吸ってしまい、空調でドライにしていないと、少し音が重くなる気がします。
スピーカーも、特にウーハーのコーン紙が重くなり、あまり宜しくないような気がします、ボックスも木製なので湿っぽく抜けの良くない音に感じます。
もともと人間も電気製品も湿気に弱いのです。
25℃位のお部屋で、湿度は低めの方がオーディオには都合が良いでしょう。