電源ケーブル
ズバリ、電流を流すケーブルですから、抵抗が少なくなくてはいけません。一言でケーブルと言いますが、各々の役割は全く違うのです。
そして、オーディオも含め総ては交流なのです。東京電力でも電気はプラスからマイナスへ流れているのかを答える事は出来ません。
なので、本当は電気の流れは見えないので解明されていませんが、元々マイナスへ側へあった電子が、プラスを繋ぐ事により、マイナス側の電子を呼び、プラスは電子をエネルギーとし、電気になるのだと、私は理解しました。
「電源ケーブルで音が変わることはない」そう思うのは勝手ですが。一般的なケーブルは、ホットとグランドが隣あっております、先ずは、これをご理解下さい。
では、ご説明致します。ホットとグランドは、互いに流れる方向が異なる為に、右に捻れたスパイラルの様な磁界を作り反発するのです、これが電磁誘導です。
その時、互いの素線の中心のインピーダンス(抵抗)が、電磁誘導の影響で上がる為、電気は高い周波数になる程、流れやすい素線の表面を流れようとする性質があります。しかし、電源ケーブルも周波数は狭いですが、やはり同じ事が素線の中で起こっております。
なので、素線の太さを選ぶ経験や技術が必要になるのです。
素線の太さや、数や作り方による音の変化があるのは当然なのです。しっかりした理論があるではありませんか。
そして、あろうことか私に昔、プラスとマイナスを距離を離し配線すると効果があると伝えた方がいらっしゃいました。
私は既に、二十年も前に実際に実験して、音がスカスカになり、良くなかったから今の形になったのですとお伝えしました。
電源ケーブルを取り換えて、音質の差の分からない人の意見に耳を傾けてはいけません。
コンセント一つ取り換えただけで、電源ケーブルは音が変わるのです。加工出来る方は、更にその精度で音が変わるのです。
しかし、音が変化したのと、音質が良い方に改善されたのとは別の次元のお話しです。
変化したのと、本当に音が良くなったのとは意味が違います。
電源ケーブルで、音は物凄く変わります。1.6㎜φ単線をホットとグランドに使い、平行に作るととても優れた電源ケーブルが作れます。そして被覆の質とプラスとマイナスの距離も音質に影響します。
ホットとグランドは絶対に捩ってはいけません、再生周波数が明らかに狭くなります。それはスピーカーケーブルもラインケーブルも同じです。
電源ケーブルで、音は激変致します。