ケーブルは左右同じ長さでなくてはならない
これは常識です。ラインやスピーカーケーブルは、絶対に左右の長さが㎜単位で同じでなければなりません。
長さが極端に違うと、位相のずれた様な変な音になります。普通なかなか総てのオーディオ機材を左右対称に設置出来ないものです。
なので、左右のケーブルがアンバランスな長さになっている方が結構いらっしゃいます。これはいけません、特にスピーカーケーブルが多いです。
長い方に合わせるのが常識です。長さが変わればケーブルの抵抗(インピーダンス)も微妙に変化します。
長さによる音の違いが発生致します。ラインケーブルは、長さで(10㎝おきに)全く音が違うのです。
長くすることのデメリットよりも、長さを合わせる事の方がメリットがあるのです。
ならばスピーカーケーブルもまた同じです。
スピーカーやラインケーブルの左右の長さを揃えましょう。切り売りしてくれたお店の方を信じない訳ではありませんが、自分でしっかり揃えましょう。
特にスピーカーケーブルは蛇行させてでも長い方と揃えましょう。そして、あまり長く端末を剥かない様にしましょう。
そんな細やかな気遣いが音を端正にしていきます。更に端末のラグ端子は外しスピーカー端子に直に配線しましょう。
シンプルにが一番の音質改善のはや道です。考えられる限りの必要のないものを全部外してみてください、音はどんどん自然になります。
ウエスタンスピリッツは、消去法の音質改善が一番と思います。端末をシンプルにしっかりとが良いです。
貴方のシステムにもいらないものが結構たくさん付いてる筈です。そして、グランド(マイナス)周りをシンプルにしっかりとさせてみてください、グランドはホット(プラス)側より大切なのです。
電子はグランドの素線の中に存在し、スイッチを入れる事でホットに流れ、その電子のエネルギーをホットが食べて、電気になるのです。
電子の動きのスピードは驚く程遅く、目に見える程と聞きます。しかし、そんなに単純ではないのです。
オーディオは交流なのです、だから広い周波数を再生出来るのです。直流ならば単音なので音楽にはなりません。
プラスの中にもマイナスは存在し、マイナスの中にもプラスが存在します。
余談になりましたが、オーディオは複雑で分からないことだらけです。
でも左右のケーブルは長さを揃えるのが常識です。